シリアは13日シリア問題について緊急アラブ首脳会議の開催を呼び掛けました。
シリア通信によると、シリア責任者は、シリアの危機がアラブの安全保障に影響し、アラブの共同行動に悪影響をを与える可能性があることに鑑み、緊急の首脳会議を呼び掛けるとのことです。
それにしても、その加盟国としての資格凍結を決められた(尤も16日までは猶予されているが)加盟国が首脳会議を呼び掛けたのは、私の記憶にはありませんが、16日まではシリアも加盟国としての資格がある訳ですから、したたかな外交だと思います。
アラブ連盟憲章では2国の要請があれば緊急council(通常は年2回開催)を開催できるとされていたと思いますが、そのレベルを首脳級にするか否かについては規定はなく、加盟国がその都度決めれば良い問題だったかと思います。
今のところ、この呼びかけに対する他のアラブの国の反応は報じられていませんが、シリアが未だに加盟国としての資格があるとすれば、レバノン、アルジェリア、イエメン等のうちの1国が同調すれば、レベルはともかく緊急councilが開催されることになります。
大多数の国がどう対応するのか、特に自国の大使館が襲われたサウディ、カタールがどう反応し、今ではアラブ最大のブロックとなっているGCCがどう反応するか注目されます。
どちらに行こうと、アラブ連盟というか、所謂アラブ政治、協力の実際が試される時が来たみたいです。

http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest/data/2011-11-13-12-56-10.htm