シリアでは反政府軍人による空軍情報機関本部の攻撃が大きく報じられていますが、16日付のal qods al arabi net の記事は自由シリア軍が臨時軍事評議会を設立したと報じています。
それによると、評議会議長は自由シリア軍司令官のriyadh al asaad 大佐で、メンバーは9名で、その中には中佐が4名、少佐が3名含まれているとのことです。
またこの評議会はダマスカスを本拠として(本当ですかね?)、その目的は現政権の打倒、市民の保護、公共及び私的財産の保護で、政権崩壊後の混乱と報復を防ぐことにあるとのことです。
このため軍の組織、装備、訓練等について研究するとして、その会合は議長またはその代理のしたで、決定には3分の2の賛成が必要で、軍事問題に関しては評議会の決定が最終的であるとのことです。
また評議会は革命軍事法廷及び軍警察も設置するとしています。

取りあえず気がついたところでは、この臨時軍事評議会の性格、組織等非常の通りで、革命の際の軍事機構とし一見よく整備されているやに見受けられます。
アサアド大佐によれば脱走兵の数は25000に上るとのことですが、そもそもその数字の信憑性の他に、そのうちどれだけが自由シリア軍に属しているのか等の問題もあり、実態は不明です。
先日のtime誌だったかの報道では、トルコ政府がこの自由シリア軍を保護しているようにも見受けられます。
いずれにしても、脱走シリア兵については不明なことが多すぎて、この軍事評議会がどの程度の実態を有するのか、正直言って甚だ疑問ですが(特に本拠がダマスカスなど若干現実とは違っていると思う)、時間がたつにつれて反政府軍人達の活動が活発化していくことは間違いないと思います。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-11-16-11-36-31.htm