25日付のal qods al arbi net の記事は、国連拷問反対委員会が25日、シリアでは大規模な人権侵害が続いており、特に児童の逮捕と拷問が行われていると発言したと報じています。
記事は同委員会の委員長が、委員会の入手した報告書は、シリアでは大規模な人権侵害が継続して行われており、特に児童の逮捕拷問が重大な懸念を惹起していると語ったと報じています。
虐待反対委員会は、シリアに対して、3月9日までに、国連の虐待防止条約(1988年発効の条約で、日本もシリアも締約国)の義務に基づいて、シリアのとった措置に関する明確で詳細な報告を要求したとのことです。
また委員長は、このような人権侵害が、犯行者に対する何らの速やか且つ詳細な調査も行われずに、むしろ犯行者が保護されている状況に重大な懸念を有していると述べた由。

シリアでは今回の抗議運動が起きた後、ダラアやホムス等で児童が治安当局に逮捕され、その後損壊され、拷問の痕のある遺体が遺族に引き渡された事件が、アラビア語のネットでも数件以上報じられていましたが、拷問禁止条約の監視役たる公正な国連委員会が、これほど正面から児童の拷問について、締約国を非難する事は、全く前例のないことで、如何にシリアで大規模かつ政府の暗黙(または公然の)の了解の下で、拷問が行われているかを如実に示していると思います。
おそらく図々しいアサド政権のことですから平然と否定するのでしょうけれど・・・
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-11-25-13-29-51.htm