アラブ連盟の制裁実施に関してシリアに与えた猶予期間は4日できれましたが、4日付のal jazeerah net の記事は、カタール(現在のアラブ外相会議の議長国)外交筋が4日、アラブ連盟の調停案に対してシリアが修正を要求してきて、連盟がこれを拒否した(修正案の内容は不明)ので、監視団派遣に関する議定書署名のシリア使節団はカタールには到着しないだろうと語ったと報じています。
これはレバノンのヒズボッラー(シリアの盟友)がシリア代表団がカタールに赴くと語ったことに関連してですが、それにしてもこの期に及んで(どうせ受け入れられないことが解っているのに)修正を要求しているシリア外交の粘り腰と言うのはすごいものですね。我が日本も少しは見習いたいものです。
他方、現地ではシリア各地で合わせて34名の市民がアサド政権の兵士の銃撃で死亡したとのことです。
また北部のイドリブ県では、空軍情報機関から12名以上の兵士がトルコへの逃亡に成功したとのことです。なお、これら兵士を追跡したアサド軍との間の交戦で、10名が死傷したとのことです(どちらの側の損害かは不明)
なお、反アサド派の推計では、これまでアサド軍を離反した兵士は大部分が徴募兵(と言うことはまず間違いなくスンニ派と思われる)で数千にに上るとのことです(自由シリア軍は、かなり前に離反兵士は2万人と称していたかと思いますが、おそらくはこちらの数字の方が実態に近いのではないでしょうか?)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/0A0EB0AC-1E91-44E8-A9A0-84BCC385BAAE.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/D710C5E2-D147-4786-A324-280F99F323C1.htm?GoogleStatID=1