シリア関連情報を8日付のal jazeerah net からとりまとめたところ次の通りです。

・アラブ連盟は、監視団派遣に関する議定書のシリアによる条件付き受諾について、その条件を検討するためにシリア問題委員会を10日ドーハ(カタール)で開催することになった。
・イラク外相は、イラクを訪問中のアラビー連盟事務局長との合同記者会見で、イラクは監視団派遣問題と制裁について平和的解決をするためにシリアと協議すると語った。
・シリアの最大の反政府組織シリア国民評議会の代表は、シリアの反政府派を支援するための欧州議会での集会で、シリアでは引き続く騒擾のために100万人が飢えに苦しんでいるとして、外部の軍事解決が無ければ人道危機が訪れるとの見解を表明した。
・シリアでは8日13名がアサド軍に殺害された。その大部分はホムスでである。
・反政府活動家は11日(土)シリア各地でのゼネストを呼びかけた。これはシリアにおける市民的不服従運動の第1段階になるとのことで、不服従運動としては店舗の閉鎖、座り込み、学生・政府職員のスト等を計画している由。

記事の要点は以上ですが、どうやらイランの影響下に入りつつあるイラクが、シリアのために動き出した模様で、(勘ぐれば)本心ではシリア制裁に気乗り薄の連盟事局長も、イラクの役割を期待して、訪問した可能性があるように思えます。
国民評議会の代表の「外部からの軍事解決」とはなにを考えているのか不明ですが、これまでシリアの反政府派は、一貫して外部からの介入は希望しないと言ってきたことから考えると要注目です。
アサド政権に対する不服従運動と言うが、あの国の警察国家、秘密警察体制を考えるとどの程度効果的な抵抗ができるか疑問です。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/89BB3FB7-9B77-4465-B87D-0B011BDC9B40.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/4F823F94-EB32-4A43-BCA0-B4CC45917F18.htm?GoogleStatID=1