16日付のal jzeerah net 及びal qods al arabi net から、シリアの情勢につき取りまとめたところ、次の通りです。
なお、ロシアの動きについ手は朝のBBC放送も「突然の意外な」動きと評していますが、今頃になってロシアがこのように動き出してきた背景は、何なのか不明ですが、国連の人権高等弁務官が殺害された民間人は5000名を超え、拷問の死者も多く出ている等の報告をしたので、いくらロシアでもアサド擁護ではもたなくなった、と言うのがごく一般的な解釈かと思います。
しかし、本当にそうか、何か裏がないのか、そのうち裏情報でも出てくると良いのですが。
要点のみ

・シリアでは、4名の徴募兵(市民への発砲を拒否して射殺された由)を含む15名が、アサド軍により殺害された。
・アサド軍及び治安当局の兵士27名が、ダラア県の各地で反アサド軍との交戦で死亡した。交戦は主として道路の封鎖線、軍の集結地点で起きた。
イドリブ県では多くの軍人、兵士がアサド軍からの離脱を宣言した
(これらの情報及び従来からの情報によれば、アサド軍に対する反アサド軍の活動、離脱はトルコ国境に近い北西部とヨルダンに近い南で生じている模様です)
・シリア人権団体によれば、これまでの民間人の死者5089名(4616が男性、122が女性)に達し、児童の死亡も351に達した由。
他方殺されたアサド軍兵士は1100名に上る由。
またこれら団体は、市民の殺害等人道に対する犯罪に関係した74名の名前を特定した由。
・アラブ連盟外相会議は、17日の会合が延期された(日時未定)。シリア委員会の方は予定通り17日ドーhで開催される。
(外相会議の延期の理由は不明です。対シリアの意見が一致しなかったのか、イラクの調停に希望を持ったのか、ロシアの動きが背景か、その辺は一切不明です。委員会が開催され、その様子が出てくれば、少しははっきりすると思います)
・シリア国民評議会は、反アサド勢力の統一を目指して16日からチュニジアで会合を開く。
(昔から、シリアの政治は分裂で悪名高かったものですが、今後のシリア情勢の収束のためにもすくんくとも反アサド勢力の統一は必要でしょうね)
・ロシアが突然、シリアでの暴力の継続を非難し、平和的抗議運動に対する暴力行使中止を呼び掛ける等の決議案を安保理に提出した。
これに対して仏等の西側諸国は、驚きとともに歓迎する反応を示したが、暴力に主たる責任のあるアサド政権と反政府側を同列に扱っている点、アラブ連盟の調停案受け入れを要求していないところなど不十分で、バランスがとれていないとして修正を求める意向を示した。
クリントン長官は、この決議について修正等しつつロシアと協力して行ける、との希望を表明した
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/F0D81FAC-29FE-49D7-BA48-6C49FA3B585B.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-12-16-06-38-54.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/F91D4AF5-27E5-40C9-8E9E-84B966D06949.htm?GoogleStatID=1