7日のシリア関連情勢について、同日または8日付al jazeetah net 及びal qods al arabi netの伝えるところ次の通りです。
ダマスカスのバス停での爆破事件については、その後も政府がテロリストの犯行と主張しているだけで、犯人の身元も不明で犯行声明もありませんが、仮にアサド政権の言う通り、アルカイダによるテロとすれば、シリアの状況は、統一されていない反政府派に加え、自由シリア軍、更にアルカイダが出てきて、複雑な人口構成、地政学上の地位を反映した、ますます複雑な様相を呈してきたことになります。
記事の要点のみ

・7日アサド軍の銃撃で、シリア各地で29名が死亡した。死亡者の多かったのは、ホムス、イドリブ、ダマス郊外
の由。
・7日バス停爆破事件の死亡者の葬儀が行われた。葬儀に合わせて政権支持の大規模デモが行われた。
他方、自由シリア軍は、爆破事件に関して政府の関与を非難したが、爆破事件の裏にアサド政権があると非難したのはムスリム同胞団に次いで2つ目である。
・アラブ連盟のシリア委員会は8日カイロで開催されるが、会合は監視団からの最初の報告書を検討することになっている(このため、監視団団長は7日夜カイロに戻った)。
(監視団については、アラブ議会が即時引き上げを主張した他、委員会の議長のカタール外相も、そのやりかTが偏ってとの不満を漏らしていたため、監視団の引き揚げの可能性に関する推測が高まっていたようで)アラブ連盟筋は、そのような問題はアラブ外相会議の権限で、委員会が引き揚げを議論することはない、と否定した。
・トルコの幸福党を主とした使節団が3日の日程でシリアを訪れ、7日アサドと会談した。両者はトルコ国民とシリア国民は固いきずなで結ばれていることを確認した。
(この幸福党というのが、記事ではイスラム傾向を有する、とだけ説明があり、{トルコに詳しく無い私には}正体不明です。現在のトルコ・シリア関係に鑑みれば、アサドがクルド勢力等を使ってトルコにくさびを打ち込もうと言うことは十分考えらrますが、このイスラム主義の幸福党との会談がどういう意味があるのか、不思議です)

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/455F679C-6D37-41F8-A139-9CD851A49A1D.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/DC5F0C5D-143F-4F0F-8143-526137F4B63D.htm?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-01-07-12-04-45.htm
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-01-07-13-41-11.htm
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-01-07-13-22-02.htm