シリア関連の23日の情勢について、al jazeerah net 及びal qods al arabi net から取りまとめたところ次の通りです。

・シリア各地ではアサド軍の銃撃により28名が死亡した。その大部分はホムス及びイドリブであった。
・ホムス県の農村で、検問所でアサド軍と反政府兵士の衝突があり、政府軍兵士5名が死亡し、13名が負傷した。反政府兵士の方の損害は不明。
イドリブでもダマスカスーアレッポ道路で両派の兵士の衝突があり、またdir al zur でも同様の衝突があった(兵士の損害は不明)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/EDDCD871-3D22-4E4A-B9E9-922706EA7205.htm?GoogleStatID=1
・アラブ監視団団長は23日、記者会見で、監視団はそれなりの成果を上げており、特に監視団の派遣依頼暴力行為が減少したと主張した。また暴力行為は政府側の他反政府側のものもあると指摘した。シリア政府のアラブ連盟調停案拒否で、監視団が今後どうなるかは不明。
(なお、22日の報道ではサウディ外相が、監視団が十分に機能していないと指摘して、サイディ人の監視員を引き上げると発言したと報じていました)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/5AB2EE01-3373-4AB6-8A91-BB30326447B7.htm?GoogleStatID=1
・EU外相会議はシリアに対する新しい制裁を決定した(内容は先日お伝えした常駐代表レベルの決定と同じ)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-01-23-16-15-09.htm
・レバノン外相はアラブ連盟のアサドに退陣を迫る調停案はバランスを失しており、反政府派の暴力を無視していると批判した。
(記事は更に同外相は、調停案の提出は突然のことであったと批判したと報じて、レバノンは調停案の支持を拒否したとしていますが、調停案の採択後、同案は全会一致で採択されたと発表されていました。一体どうなっているのでしょうか?シリアの影響下にあるレバノンがシリアに不利な決議に賛成しないことは不思議ではありませんが、一旦反対しなかったことに後から賛成しなかったと異議を唱える神経が良く解りません。それとも全会一致という発表は嘘だったのでしょうか?いくらアラブ世界が権謀術策の世界でも、そこまでの嘘をつくとはないと思います)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-01-23-15-11-19.htm