6日のシリア関連の報道al jazeerah net とal qods al arabi net から取りまとめたところ、次の通りです。
表題の通り、アサド政権はホムスを第2のハマにする勢いで、市民に対する砲撃を続けていますが、その背景は
  ロシア、中国のダブル拒否権で殺戮に対する両国の公認を得たと考えてる
  ホムスを第2のハマにすることで抵抗勢力の士気を挫き、全土の制圧に繋がると思っている
  自由シリア軍の増大に危機感を強め、なりふり構わぬ弾圧に出ている
  これだけ殺戮したら、あと少しで抵抗は崩壊すると考えている
のどれかか、その組み合わせだろうと思いますが、冗談ではなく、8000〜20000人の殺戮と伝えられるハマの虐殺の再来を見せつけられている感じがします。

・6日シリアでは85名が政府軍の銃砲撃で殺害された。
このうち56名がホムスで、13名がダマス郊外で、9名がイドリブで、5名がアレッポであった。
シリア政府はホムスで砲撃を加えていることを否定し、テロリストの仕業としている(ホムスが連続砲撃にあっていることは、現地に潜入したBBC特派員のレポート等よりも明らかだが、戦車や大砲を有しているのはアサド軍以外に無いことは誰でも知っており、ようしらじらしい嘘がつけるな、と言う感じです)
・6日al sheikh 中将を首班とするシリア最高軍事評議会が設置された
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/A0F312C3-A404-4657-8DD1-59F31414C974.htm?GoogleStatID=1
・これに対して、自由シリア軍は6日、アサアド大佐名で、al sheikh 将軍は自由シリア軍に属しておらず、この評議会の設立については何ら協議されていないとして、距離を置く声明を発した。
(将軍の離脱以来、彼とアサアド大佐との不仲が報じられていましたが、シリアの宿弊である分裂症と個人主義がここでも現れています)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-06-15-08-29.htm
・オバマ大統領Hシリアに対する圧力と制裁が必要としながらも、平和的解決が望ましく可能であるとして、軍事介入に否定的見解を示した。また大統領府はリビアの例が抑圧政権を崩壊させる唯一の方法ではないと述べた。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/1E9E21C8-055D-459F-A553-EE30409BDD38.htm?GoogleStatID=1
・米国はシリア政府が大使館の安全確保のための十分な措置を取らなかったとして、館員の安全のために外交官全員を退避させ、大使館を閉鎖した。大使及び館員17名は6日出国した由。
シリア政府も米大使館の閉鎖を確認した。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-06-14-36-02.htm
・英国も協議のために駐シリア大使を本国に召還した。また英外相はアラブ連盟がチュニジアの例を倣いシリアとの外交関係を断絶する場合には、英国も同様の措置をとるであろうと述べた。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-06-12-05-05.htm
・シリア国民評議会は海外在住のシリア人に対して、シリア大使館を包囲し、その前で座り込み、抗議の意を示すことを呼びかけた。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C0DB0B60-67D1-4705-98C5-92A5117CBFD2.htm?GoogleStatID=1