8日のシリア情勢について、al jazeerah net 等より取りまとめたところ、次の通りです。
なお、現実にホムスで何が起きているかを知りるに今の所、最も優れているのは、ホムスに潜入したBBC特派員のレポートでしょう。毎時放映しています。一人の特派員の報告ですから狭い範囲の映像とかに限られますが、アサド軍の無差別民間人に対する砲撃の被害が良く解ります。

・8日シリア各地でアサド軍の銃砲撃で117名が死亡した。そのうち93名がホムスで、7名がイドリブで、6名がダマス郊外で、3名がハマ、アレッポとダラアがそれぞれ2名であった。
児童もホムスで21名が殺害された。
ホムスの被害の大部分は砲撃によるもので、ババ・アムル地区では砲撃で30個の家が崩壊した。
シリア政府は民間住宅地域への砲撃を否定し、武装勢力の臼砲に責任があるとしている(臼砲と戦車砲や大砲とでは弾道も弾丸音も異なり、大部分の砲撃が臼砲との主張は信じがたい)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/1CDECD1E-9F0A-4E32-BFCF-D55F4BB43A7F.htm?GoogleStatID=1

・他方シリアを巡る国際的動きとして;
   メドベデフ・ロシア大統領は、ロシアとしては今後とも国連も含め、シリア問題の解決に努力するとして、国際社会に一方的措置を取らないように呼びかけた
   メ大統領とサルコジ大統領は電話会談し、サ大統領はアサドに対する圧力増加の必要性を強調し、損退陣を求めるアラブ連盟の案の実施の必要性を指摘した。
   メ大統領はトルコ首相に対し、電話でシリア国民が外国の介入なしで問題解決する必要性を強調し、今後とも安保理を通じる努力が必要と指摘した。
   米大統領府は近日中に有志の国との会合を開く予定と発表
   トルコ外相も近く国際会議を開く方向で努力中と発言
   これまで英、仏、イタリア、スペイン、ベルギーが大使を召還したが、豪州も召喚を発表。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/6C8E3CD5-782F-4794-94EE-5D05C5A998A2.htm?GoogleStatID=1

・シリアのムスリム同胞団最高指導者は、ホムスでのアサド軍の殺戮はジェノサイドであると非難した。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-08-12-20-38.htm