10日のシリア情勢についてal jazeerah net 及びal qods al arabi net から取りまとめたところ、次の通りです。
アレッポでの爆破事件の真相は依然として不明ですが、この事件はかなり前のダマスカスでの情報機関の爆破事件とも酷似していますが、あちらの方も確か今回と同じように政府側と反政府側の主張が同じように正反対だったのですが、ダマスの事件の捜査はその後どうなっているのでしょうね?
あれだけの事件で、真剣に捜査をしていないはずがなく、今に至るまで特定の証拠を提示することができないと言うことは、矢張り政府の自作自演の説が正しいのでしょうか?
いずれにせよ、今回の事件についても政府の自作自演と言う反政府派の主張が正しくない限り、シリアの2大都市で、しかも情報機関と治安本部と言う需要施設が爆破されたという事h、シリア政府の治安維持能力に大きな欠陥があり、また反政府(の少なくとも一部には)大規模テロを志向し、実行する力のある者がいることになり、今後のシリア情勢を悲観的にする材料と思います。

・アレッポの2重爆発事件の被害は、政府発表で、死者28名、負傷者175名に上った。
この事件に関し、自由シリア軍のアサド大佐は、自由シリア軍にはこのようなテロを行う意図も能力もない、としてその関与を否定するとともに、自由シリア軍はこれら2の施設がホムス等の弾圧の拠点で民兵等の集合地点になっていたので、これを攻撃していたが、爆発が起きたのはその撤退後であったと説明した。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/B4573C7B-8976-4D4A-9979-2AFB0A1E5EC8.htm?GoogleStatID=1
・10日シリア全土での政府軍銃砲撃による死者は61名であったが、このうちホムスでの死者が39名、アレッポで13名(うち4名が自由シリア軍)、7名がダマス郊外、2名がダラアであった。
・ホムス周辺では多数の戦車及びyく1000名の兵士が集合しており、ホムス市にへの突入が近いことが懸念されている。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/B4573C7B-8976-4D4A-9979-2AFB0A1E5EC8.htm?GoogleStatID=1
・シリア各地で10日「ロシアが我らの子供を殺している」と題するデモ行進が行われた。各地で治安部隊が増抗されている。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-10-14-48-27.htm
・ロシアの外務次官は、西側諸国がシリアの情勢を扇動していると非難するとともに、反政府側に流血の継続の責任があると非難した。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-10-11-49-55.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/E402FAB3-089F-47A4-9F2C-357418710A12.htm?GoogleStatID=1
・リビア外相は、暫定政府にとってリビア人がシリアに赴いて戦うことを禁止することは不可能であると述べた。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-10-12-01-30.htm
・仏で右派系の調査所が行った世論調査では、51%が国連安保理の授権に基づく軍事介入(所謂多国籍軍方式)を支持した
(興味があるのは社会党支持者の軍事介入支持の59%に比して、右派の支持者が56%だったことで、これはおそらく人道的介入問題については、左派、社会党支持者の方が熱心であることを示すものと思われます)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-10-13-23-37.htm