シリア問題に関し、12日アラブ連盟外相会議が開かれたので、同日付のal jazeerah net 等から、取りまとめたところ次の通りです。
その他のシリア関連情勢は別の記事で書きます。

外相会議後の最終コミュニケは、アラブ連盟監視団の職務停止決めるとともに、シリアへの国連・アラブ連盟合同秘話維持軍の創設を安保理に呼びかけた。
またシリアとの総ての外交関係の凍結と経済制裁の強化を呼びかけた。またシリア国民の生活に直接関係あるものを除き、総ての通商の停止も呼びかけた。
また、シリアの反政府組織(複数)と連絡のチャネルを開き、総ての精神的・物質的(これが何処までを意味するのでしょうか?武器援助まで入るのでしょうか?)支援を与えることを決め、シリア問題に関する連盟の特別代表の任命を求めた。
またチュニジアが今月24日に同国でシリアの友人会合を開催する用意があるとしたことを歓迎した。
またアラブ、国際人道組織がシリア人民に人道的支援を差し伸べることを要請した。
シリア軍に対しては包囲、閉鎖している町から至急撤退するように求めた。

ここ決定を受け、アラビー事務局長は
アラブ監視団団長の辞表を受理し、
特別代表に元ヨルダン大使のabdullah al khatib を任命した。

シリア政府はアラブ連盟の決定をすべて拒否した。
レバノンは決定に留保を付した(留保個所不明)
アルジェリアも2項目に留保を付したが、一つは平和維持軍の派遣問題、もう一つは国連への付託問題である

シリア国民評議会は承認を求めたが、アラビー事務局長はその問題は加盟各国が決める問題であると答えた
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/582A4A83-6E08-4A89-9215-F992A4D5DB63.htm?GoogleStatID=1

記事の概要は以上ですが、基本的には事前に情報として流れていた動きに沿うものと思いますが、平和維持軍の創設と言うのは驚きです。この点に関しては、国連・連盟合同監視団と言う形が噂されていましたが、平和維持軍となると規模も大きくなり、装備も多くなりますが、それはともかく先日の決議案でさえ拒否Kんを使ったロシアと中国が受け入れるとでも思っているのでしょうか?
それとも、まさか「平和のための結集決議」を使って、総会決議で創設するつもりではないのでしょうね?いずれにせよ、シリア政府が拒否している以上、実現性はないと思いますが。
もう一つの注目点は総ての精神的、物質的支援、という項目で、ここは解釈する方の都合で武器支援まで含むことになる可能性がありますが、そこまで想定しているのでしょうか?
いずれにしても、ロシアと中国が頑張っている国連に下駄を預ける感じもして、手詰まり感がするのですが、如何なものでしょうか?