国連総会の決議採択については先ほど書きましたが、その他のシリア関連情勢aljazeerah net 及びal qods al arabi net から取りまとめたところ次の通りです。

・シリアでは政府軍の銃砲激で16日63名が死亡した。
そのうち15名はイドリブで逮捕者が殺されたものである。
またハマの郊外では政府軍との交戦で、自由シリア軍の兵士10名が死亡した。政府軍も兵士4名が死亡した。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/539921AC-5673-4724-93E7-0B664AADF992.htm?GoogleStatID=1

・16日ダマスカスのイラン大使館前で、アサド政権に反対し、自由シリア軍を支持するデモがあった。
これは反政府派がビデオ映像をつけてネットで流したものとのことで、参加者は数千名としているが、実態は不明の由(ダマスカスのイラン大使館前でこのようなデモがあるとは驚きで、参加者の数字は勿論、その有無さえ未確認です。他に同様の報道もなさそうですが・・)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-16-18-41-44.htm

・アレッポでは、空軍航空学校長のfaiz amrou准将が、政府軍から離反することを表明した。
イドリブでも士官、兵士10名以上が離反を表明した。

(アサド父が空軍司令官だったこともあり、伝統的に空軍はアラウィ派が押さえるエリート部隊であった。この准将がアラウィ派かスンニ派かは不明ですが、空軍のアラウィ派の将軍が離反したとなると、その意味は小さくないかも知れません)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/539921AC-5673-4724-93E7-0B664AADF992.htm?GoogleStatID=1

・シリア国民評議会は議長の任期を更に3月延長することを決定した。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C3E1C45C-8724-4680-9E6F-7A615771BCA9.htm?GoogleStatID=1

・欧州議会は16日シリア問題についてロシアと中国を非難する決議を採択した。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C3E1C45C-8724-4680-9E6F-7A615771BCA9.htm?GoogleStatID=1

・ロシア外相と仏外相はウィーンで会談するが、両者はシリア問題について協議し、仏外相は人道援助のための回廊設置について問題提起する予定。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/C3E1C45C-8724-4680-9E6F-7A615771BCA9.htm?GoogleStatID=1

・米国国家情報長官は米上院での証言で、ダマスカス及びアレッポでの自爆テロ2件は、いずれもアルカイダの手口と酷似しており、イラクのアルカイダ支部が、そのメンバーをシリアに潜入させて、実行した可能性が強いと述べた。
同長官は、シリアの反政府派が分裂していて、その中にアルカイダが潜入しつつある可能性について、懸念を表明した。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-16-18-38-08.htm