20日のシリア関連情勢についてal jazeerah net 及び al qods al arabi netから取りまとmたところ、次の通りです。
・シリア政府は、ダマスカス、特にアル・マッジ地区(al mazzahアラビア語の放送ではマッジと発音していたので、そう表記します)に軍隊、治安部隊の展開を強化した。同地区でハイラン大使館周辺等に治安部隊及び民兵が多数展開しており、19日には先に死亡した者の葬列を阻止した。
他方ホムスでは激しい砲撃が続いており、住民は本格的な地上侵攻が近いと恐れている。
19日歩兵の増援部隊がホムスに到着したが、他方町では食料、医薬品が底をついている。
・反政府派によれば、これまでシリアでは7500名以上G死亡したが、その3分の2が住民で、3分の1が軍及び治安関係者の由。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/2B48F8FF-042E-4F10-9D2E-7727CE4F4F89.htm?GoogleStatID=1
・アラブ連盟事務局長と国連総会議長(カタール常駐代表)は20カイロの記者会見で、国連安保理に対して紙イアでの暴力行為の停止を命じることを呼びかけた。
その中でアラビー事務局長は、ロシア、中国の立場に変化が見られるとコメントした{詳細は不明)。また国連特別代表のシリア派遣について国連事務総長と協議しているとも述べた。
またチュニジアでのシリア友人会合はシリア政府に対する圧力となるだろうと述べた。
総会議長も、シリアでは大規模な人権侵害が行われていて、国際社会の圧力が重要であると述べた。
また、両者ともに現在の安保理の構成に対しフラストレーションを感じているとして、その構成の見直しの必要性を指摘した(おそらく、ここではロシア、中国等の常任理事国の拒否権を問題にしていると思いますが、この問題は国連創設以来の問題で、何しろ憲章の改正は拒否権の対象ですから、一筋縄の問題ではありません。但し、ロシア、中国の拒否権が問題にされることは余り無かったので、特にアラブ諸国からの問題提起には興味があります)
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/8927B78C-0850-4E84-82B3-6718EAA10892.htm?GoogleStatID=1
・チュニジア外相は20日、シリア国民評議会及びその他のシリア反政府派がチュニスで開催されるシリア友人会合に参加すると述べた。(但し、同外相は先週シリア国民評議会は公式のシリア代表としての資格ではない、と発言している由にて、彼等議かなる資格で出席するかは不明です)。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-20-15-42-21.htm
・20日、シリアの100名を超す記者が、公式の新聞記者連合は、抑圧政権に一方的に加担しているとして、シリア革命を支持する「シリア記者連帯」を創設すると発表した。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-20-12-40-45.htm
・シリア問題、中東問題の研究者の中には、シリアのアラウィ派は、多数派のスンニ派に対して、その支配を守るために最後まで戦うであろうと見ている者がいる。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-20-10-48-07.htm
・米統幕議長はCNNとのインタビューで、シリアの反政府派の中で、アルカイダが参加しているとの情報もあり、シリアの反政府派とは何者かが明らかならない時点で、反政府派への武器援助等を考えることは時期尚早であると述べた。
彼はまたシリアに対する軍事介入は極めて困難な作戦ともなろうとも述べた。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/DF4B1C0E-B27E-4A35-BD71-B504C9C25925.htm?GoogleStatID=1