サウディ東部州、特にカティーフでは住民の多くがシーア派で、政府から差別されているとして、これまでも治安部隊との衝突が生じていましたが、20日付のal qods al atrabi netはサウディ政府が、最近のカティーフでの事件は新しいテロであると非難したと報じています(確か数日前に同市で、治安部隊と群衆が衝突して1名死亡と言う事件があったように記憶しています)。
記事は、サウディ内務省が治安部隊と地域の少数の者と間に散発的な衝突があったとして、これらの少数者が地域ん治安を乱してると非難したうえで、彼らは外国の手先で、サウディ政府が、アラブ民族が暴力にさらされ流血を強いられていることに対して断固たる態度をとっていることに向けられていると非難し、地域の住民に対して、このような外国の第5列の策動に迷わされることなく、政府のアラブ主義の政策を支持することを求めています。

記事の要点は以上で、これから見るに、外国と言うのはイランで、イランがシリア問題に関するサウディの立場を妨害するために、サウディの少数民族で自分たちと同じ宗派のシーア派住民を利用していると言う言い分であることは明らかです。
サウディ内務省が何らかの証拠でも握っているのかその辺は不明ですが、これまでも国内のシーア派がイランの策動に踊らされていると言う非難はしょっちゅうであったと思いますが、その策動をシリア情勢と結びつけたのは初めてだろうと思い、シリア問題の湾岸への波及に注目しています。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-20-13-58-35.htm