22日のシリア情勢につきal jazeera net 及びal qods al arabi net から取りまとめたところ次の通りです。

・シリア軍の砲撃で、ホムスノババ・アムル地区だけで22日60名が死亡し、ホムスの他の地区でも32名が死亡し、ホムスの死者は90名に達した(0700のBBCは22日はシリア全土で100名以上が死亡したと報じていました)。
ホムスでは米記者および仏カメラマン及びシリアのカメラマンが死亡した。
イドリブでは27名が死亡した。またイドリブでは250名以上が逮捕された。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/F999BE59-AF74-4AE7-8051-69D13FBE4210.htm?GoogleStatID=1
・クルド人反政府派の幹部のnasr al din burhaq は、20日車を運転中に別の車の暗殺者の狙撃され、病院で手当てを受けていたが22日死亡した。クルド反政府派はこの暗殺は、アサド政権の反政府派に対するメッセージであると語った。
 http://www.aljazeera.net/NR/exeres/F999BE59-AF74-4AE7-8051-69D13FBE4210.htm?GoogleStatID=1
・シリア国民評議会はシリアに安全地帯{湾岸戦争後のイラクにおけるクルド地域ようなものを想定か?)の設置
を要求した。
安全地帯の場所に関しては、ホムス住民を守るためにレバノンとの国境沿い、もう一つはイドリブの住民のためのトルコとの国境う沿い、もう一つはダラアの住民のためにヨルダンとの国境沿いが考えられるとした。
これに対して、ロシア外務省報道官は国際赤十字提案の一日2時間程度の休戦は支持するが、安全地帯の設置には反対であるとした。
{安全地帯設置反対の理由は明らかにされていないが、イラクのクルド地域にしても、相当数の米軍がサッダム軍からクルド人を守るために派遣されており、おそらく外国軍の介入に道を開く言うことではないかと思います)
他方ロシア外務次官は、仏提案の人道援助のための回廊設置にも反対であると述べた。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/95DDD071-C2EE-4101-9151-0957D9DB3F9C.htm?GoogleStatID=1
・アルカイダの指導者アイマン・ザワヒリがシリアの反政府派を支援するように呼びかけたことに関し、イラクの2過激派はこれを拒否し、精神的支持にとどめると表明した。
スンニ派と旧サッダム軍からなるイラク・イスラム軍及びイスラム・ラシド軍は、シリア反政府のアサドに対する抵抗を100%支持するが、軍事的支援に反対であるとした。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-22-19-08-04.htm
・サウディのアブダッラ国王は22日ロシアのメドベデフ大統領からの電話を受けた。ロシア大統領はロシアの立場を説明したが、国王はサウディとしてはシリア国民に対する宗教的、道徳的義務を絶対に譲ることはないとして、ロシアは拒否権行使の前にアラブ諸国と調整すべきであったが、今となっては対話には意味が無いと答えた
{上の国王発言は記事の通りであれば、非常に強いロシア非難の言葉かと思います。それにしてもロシアの大統領がサウディ国王に電話するなど、一昔前なら絶対に考えられなかったことですね)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-22-15-37-55.htm