28日のシリア情勢に関し、al jazeera net 等より取りまとめたところ次の通りです。
国連によればシリアでの死者は7500名に上るとのことで、各地で重火砲を使った政府軍が住民を殺戮しており、確か昨日シリアは既に内戦状態にあるのではないかと書きましたが、情勢はむしろ政府軍による一方的殺害または非対象的内戦(自由シリア軍も含めて反政府側にはせいぜい小銃しかない)とでも呼び得る状況かと思います。

・国連政治担当事務次長は安保理に対する報告で、シリアでは毎日100名の死者が出ており、総数は既に7500を超えたと報告した。
同次長はまたシリアの情勢に鑑み正確な数字は困難であるが、日に100名の犠牲者と言う数字は信頼できる数字であると述べたよし、
http://www.aljazeera.net/news/pages/d5d47e0e-39a4-44b8-9412-f2a8fe599eb8?GoogleStatID=1
・28日のシリアにおける政府軍攻撃による死者は102名で、その大部分がホムス及びハマであった。そのうち26名がホムスのババ・アムル地区で、50名がホムスの他の地区で、27名がハマ郊外で、6名がアレッポ郊外で、5名がイドリブ郊外で殺害された。
アレッポでは治安部隊とバース党の民兵が大学の歯科学科、情報学科、電気学科等を襲撃して、多数を逮捕した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/d5d47e0e-39a4-44b8-9412-f2a8fe599eb8?GoogleStatID=1
・負傷した英記者hベイルートに密出国できたが、仏記者はまdシリア内にいる。
{日本時間0700のBBC放送は仏記者の居場所は不明と報じていました)
http://www.aljazeera.net/news/pages/d5d47e0e-39a4-44b8-9412-f2a8fe599eb8?GoogleStatID=1
・仏外務省報道官は、安保理でのシリアに関する新しい決議のための協議が28日から始まると語った。
報道官によれば、決議の主要点は暴力行為の停止とホムス等に対する人道支援の2点とのことで、ロシア等の拒否権を防ぐために、シリア政府に対する非難の文言は必要最小限度抑えることを検討している由。
http://www.aljazeera.net/news/pages/edb62db0-79dd-4cca-aa0e-cefe703e8698?GoogleStatID=1
・ジュネーブの国連人権理事会で、シリア代表は大方の代表の議論に抗議して退席した。
人権理事会は28日シリア非難の決議を採択する見込み
{上の事務次長の報告と言い、人権理事会の議論と言い、国連は矢張り人権問題については極めて中立的・・イスラエルのガザ侵攻に関する厳しい報告を見ても国連が過度に偏向しているとは到底思えない・・かつ厳しい見方をしていると思います。但し、問題は国連の構造上・・と言うか国際社会の現状を反映して・・安保理が拒否権で麻痺していると言うことだと思います)
http://www.aljazeera.net/news/pages/edb62db0-79dd-4cca-aa0e-cefe703e8698?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-28-09-15-42.htm
・クリントン長官はアサド大統領は戦争犯罪人であると非難した
(仏やアラブ連盟やGCC諸国の具体的施策模索に比して、米国は発言がヒステリックになり、またかなりぶれる半面、国連でも他でも現実の指導力を発揮していないように見えます。オバマ政権の問題でしょうか?)
http://www.aljazeera.net/news/pages/edb62db0-79dd-4cca-aa0e-cefe703e8698?GoogleStatID=1
・チュニジア大統領はシリア問題の平和的解決のために、アサド大統領及び親族にチュニジアへの亡命を認める用意があると語った。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-28-15-06-50.htm
・トルコの国家安全保障会議は声明にてシリア民衆の保護と人道的支援の必要性を呼びかけた
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-02-28-13-24-12.htm
http://www.hurriyetdailynews.com/turkey-mulls-kosovo-like-plan-for-syria.aspx?pageID=238&nID=14894&NewsCatID=338
(他方上記のhurriyet net は同じ記事の中で、トルコは安保理の決議なしで、コソボの例に倣ってシリアに人道援助の回廊を設置することを検討していると報じていますが、こちらの方にはニュースソースも、誰が実際に検討しているのかの記述もなく、真偽のほどは全く不明です)