17日のシリア関連情勢につき、al jazeera net およびal qods al arabi net から取りまとめたところ次の通りです。
なお、ダマスでの2の爆破事件は日本の新聞も大きく報じていますが、今のところ犯行声明は出ていないようですが、アルカイダ等の過激派のテロであることが疑われています。シリアの情瀬は政府軍の軍事的優勢の反面、過激派組織がテロ活動を拡大すると言う、アラブ諸国が最も恐れていたシナリオに進みつつあるような気がします。
イラク戦争後のイラクでは長い国境を隔ててのシリアからのテロリストや武器の流入に悩まされましたが、今度はシリアが逆の立場になるのでしょうか?

・シリア各地少なくとも45名が政府軍の銃撃で死亡しTが、その大部分はホムス、イドリブ、ハマ、ダラア、al raqqahであった。
・他方シリア各地で反アサドの抗議集会があった。
http://www.aljazeera.net/news/pages/71504099-e851-4ef3-b047-a5f3b6d5ceea?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-03-17-13-14-21.htm・政府は17日空軍情報本部及び税関刑事治安部(双方ともダマスカス)の2か所で車爆弾によるテロがあり、少なくとも27名が死亡し、97名が負傷したと発表した。
被害者の大部分は文民の由。
政府は反政府派の後ろにいるテロリストの仕業と非難したが、反政府派は政府の自作自演としている。
今のところ犯行声明は出されていない。
(それにしても空軍情報本部は、これで2回目のテロの標的になった訳ですが、自爆テロを阻止するのがいかに困難かを物語る事件だと思います)
http://www.aljazeera.net/news/pages/71504099-e851-4ef3-b047-a5f3b6d5ceea?GoogleStatID=1
・ヨルダン情報大臣は同国が自由シリア軍に対して武器を供給しているとの噂を激しく否定した。
これはアラブ外交筋がAFPに対して、先日サウディ国王とヨルダン国王とが会談したことを受けて、ヨルダンがサウディの武器を自由シリア軍に供給することになったと報じたことを否定したものである。
http://www.aljazeera.net/news/pages/0320ec83-5422-408b-8655-c71dfdd0b82c?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-03-17-13-22-29.htm
・イラク政府報道官は、イラクがイラン政府に対して、シリア向けの武器、弾薬の輸送路としてイラク領空を使用することを拒否すると通告したと語った。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-03-17-14-52-45.htm