19日のシリア情勢関連のニュースal jazeera net ,al qods al arabi net 等より取りまとめたところ次の通りです。
ダマスのメッゼ地区では確か、かなり前に大規模な抗議運動が雪の中であった所ですが、何しろ大使館も多いダマスの高級住宅地で、そこで大規模な戦闘があったと言うのですから、驚きました。
アラビア語ネットではその結果については未だ報じていませんが、0700のBBC放送は政府軍が自由シリア軍を制圧したと報じていました。アラビア語ネットでは、この戦闘は国連代表団の到着といっちしたと報じていますが、反政府軍が国連の到着に合わせて、作戦を行った可能性が強そうです。
それにしても先日の2件の爆破事件といい(+アレッポの2件の爆破事件)、ホムスやイドリブでの掃討作戦は進んでも、その半面ダマスやアレッポと言う最重要な拠点での治安が悪化していると言うことは、シリアの情勢は政府主導でも沈静化は難しく、長期の泥沼化の可能性が強いと言うことを意味しているように思われます。

・国連代表団到着の直前の19日早朝、ダマスカスのメッゼ地区で激しい戦闘が生じた。激しい銃撃戦及び爆発音が聞こえ、反対派によればこれまで最も激しい戦闘とのことである。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-03-19-06-50-59.htm
http://www.aljazeera.net/news/pages/b0f4cec0-d826-4d90-93f7-c1c0fd457c49?GoogleStatID=1
・ダマス郊外、ホムス、dir l zur、ハマ、ダラア 等で政府軍が戦車を戦闘に激しい攻勢をかけ、自由シリア軍との衝突もあり、各地で、少なくとも30名が死亡した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/b0f4cec0-d826-4d90-93f7-c1c0fd457c49?GoogleStatID=1
・ロシア通信はロシア艦が海軍歩兵部隊を載せて、シリアのタルトゥス港に到着して、そこに滞在していた監視船等の他のロシア艦と合流したと報じている。
これはロシアがシリアの情勢の悪化を懸念していることを示すもので、海軍歩兵はまさかの時にロシア人の引き揚げを支援するためと言われる。
http://www.aljazeera.net/news/pages/b0f4cec0-d826-4d90-93f7-c1c0fd457c49?GoogleStatID=1
(他方al arabiya net は艦上の部隊は特殊部隊であると報じています)
・仏は安保理がアナン特使の活動を支持するとの議長声明を至急発出することを求めた。
(おそらくこれは安保理決議の文言を巡ってロシア、中国と西側・アラブとの間で、未だに妥協ができないための取りあえずの策なのでしょう)
http://www.aljazeera.net/news/pages/bada0c53-650b-448f-a521-0d09c168a26b?GoogleStatID=1
・ロシア外相と国際赤十字会長は、シリア政府および反政府派が、人道的援助の供給のため毎日一定時間休戦することを求めた。
http://www.aljazeera.net/news/pages/bada0c53-650b-448f-a521-0d09c168a26b?GoogleStatID=1
・過去24時間で約200名の難民がシリアからトルコに到着し、トルコにいる難民数は16100に達した。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-03-19-13-01-40.htm