イエメンでは先日hadi大統領がサーレハ前大統領の親族を軍の要職から異動する命令を発し、これに対して空軍司令官から異動させられたサーレハの腹違いの弟が、この命令に従うことを拒否し、空港を閉鎖した(空港は2日閉鎖の後再開された由)ことは先日お伝えしましたが、16日付のal qods al arabi net は軍筋の話として、hadi大統領が2日間の猶予で彼に空軍司令部からの立ち退きを命じ(どうも猶予・・アラビア語ではそうなっているが・・とお言うよりは最後通告と言う方が正確かと思うが)、その命令に従わなければ、肩書きをはく奪して、軍事裁判にかけると警告したと報じています。

イエメンのスムースな移行のためには、サーレハ一族の軍支配を打破する必要があることは前から指摘されていたことですが、いよいよその正念場が迫ってきた感じがします。
上手く内戦の再発を抑えながら空軍司令官を更迭できれば、今後の移行期間は比較的スムースに行きそうな気がします(尤も最大の障害はサーレハの長男の抑える共和国警備隊ですので、本丸は未だ未だ今後の話ですが)が、今回これに失敗すれば、イエメン情勢はまた逆戻りをする可能性があると思います。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-04-16-13-49-02.htm