レバノンの北部にあるトリポリはシリア国境にも近く、また基本的にはスンニ派の地域でありながら、シリアのアサドの属するアラウィー派も居住していることから、これまでもスンニ派住民とアラウィ派住民との間で、時々衝突がありましたが、つい最近も衝突があり(確か)3名死亡したと思います。
このため、13日午後から衝突のあった地域にレバノン軍が展開を始め、パトロールも始め、武装者が街頭から姿を消したかと思われたが、13日夕には市の北部で再び衝突が起こり、7名が負傷したとのことです。
なお、国家レベルでは大統領が最高防衛評議会を開催し、首相はトリポリ市に赴き関係の政治家、有力者達と会談したとのことで、レバノンにとって事態が深刻であることをうかがわせます。
これは14日づけal jazeera net の報じるところですが、それによると事件はイスラム教徒の青年達が黒旗(イスラム主義の象徴)とシリアの昔の国旗(反政府派が反アサドの象徴としている)を掲げて「神の他には他の神はない、ムハンマッドは我々の預言者」と叫び、またレバノンでテロリストとして逮捕されている青年の釈放を求め、行進しながらバース党のレバノン版の事務所に近づいたところで発砲が始まったとのことです。
勿論誰が発砲を始めたかは不明です。

記事の要点は以上で、軍が展開したので、トリオポリの騒動も取りあえずは治まるとは思われますが、シリア情勢の波及の例として取りあえず
http://www.aljazeera.net/news/pages/2514d6de-20d1-4417-ae9e-d658378c371b?GoogleStatID=9

以上書いたところでal arabiya net の記事を読んだら、13日夜の衝突は続いて、負傷者が14名に上り、更に14日朝までも衝突が続いて、2名死亡し16名負傷したとのことです。
とり急ぎ
http://www.alarabiya.net/articles/2012/05/14/214040.html