14日のシリア関連の情報al jazeera net とal qods al arabi net より取りまとめたところ次の通りです。
イスラエルとロシアがシリアでのアルカイダの影響の伸長を警戒していますが、現状が続けば、アルカイダか否かは別としてイスラム原理主義の影響が拡大することは避けられにのではないでしょうか?
反政府派の動向もありますが、基本的にはアサドがあくまで武力による制圧政策にこだわっていることが、現状の継続に最大の責任があると思います。尤も、それを止めたら政権が倒れると言う危惧を持っているから、そう簡単には止められないのだと思いますが・・・
他方反政府派の方はますます混迷しているようです。

・シリアでは政府軍の銃撃で22名が死亡した。この他自由シリア軍との衝突でal rastan の入り口で政府軍兵士23名が死亡した(自由シリア軍の損害は不明)
市民の死者のうち10名はホムスで(うち2名は拷問で死亡)、5名がダラアで軍の燃料爆発のそばで、他はハマ、ダマス郊外、dir al zour 等であった。
http://www.aljazeera.net/news/pages/d05178cd-7d22-4381-8f85-b135188b755e?GoogleStatID=1
・国連監視団員は189名に上った。
http://www.aljazeera.net/news/pages/d05178cd-7d22-4381-8f85-b135188b755e?GoogleStatID=1
・シリア国民評議会のメンバーは、アラブ連盟開催の反政府派糾合の会合に出席しないと言明した。その理由は連盟の招待状が、組織としての評議会ではなく、メンバー個人宛に送られたからとのことである。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-05-14-13-51-49.htm
・アラブ連盟は16,17日予定していた反政府派の会合を延期した。これは国民評議会及び国民調整会議が更に準備の時間が欲しいとしたためとのことである。
国民評議会派招待状が個人宛に送られたことがボイコットの理由としているが、本紙特派員によれば外国の介入問題その他他に対立点があるからとのことである。
因みに国民評議会は現在ローマで新議長の選出中である。
http://www.aljazeera.net/news/pages/69bfbb20-1457-4b4c-b1f9-f5fdc6914fbd?GoogleStatID=1
・サウド・サウディ外相は、アナン提案に対する信頼は急速に失われつつあるとのべた。
http://www.aljazeera.net/news/pages/69bfbb20-1457-4b4c-b1f9-f5fdc6914fbd?GoogleStatID=1
・ロシア外務次官は、最近のシリアにおける敵対行為(テロ)の背後には、アルカイダとその同盟者がいると述べた。(特段の証拠は提示していない)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-05-14-12-57-19.htm
・イスラエル軍の幹部(氏名等不詳)はアサド政権が倒れた場合の最大の危険は、アルカイダ及び類似の勢力の影響がゴラン高原に及ぶことであると外通に語った
(前から指摘されている通り、イスラエル紙のアサド政権に対する厳しい論調と裏腹に、ネタニアフ等がシリア問題について殆ど発言しない背景には、これまでアサド政権がゴラン高原の平静を守ってきたという「共通利害」があることを裏付けています)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-05-14-16-53-41.htm