先日のイスラエルとの国境でのテロ事件の反響は未だ続いている模様です。
イスラエルが協力を表明しましたが、テロ対策ではイスラエルとの協力は不可欠ではありますが、エジプト国民の対イスラエル感情に鑑み、ムルシー大統領にとっては悩ましい所です(事件はモサドが起こしたものであるとの説が一部にある由)

エジプトでが事件で殺害された16名の国境警備隊の兵士の軍、国民葬が行われ、タンタウィ国防相、カンディール首相、アズハリ総長等が出席したが、ムルシー大統領は欠席だった由(大統領欠席の理由は不明)

他方事件について、エジプト当局が事前に承知していたのか否か、というご議論が生じている模様で、アナトリア通信が、エジプト情報当局はモサドから事件の計画に関する情報を得ていたと報じたことに関して、エジプト国家情報局は(情報の出所には触れず)、情報当局が情報を得ていたことは事実であるが、情報局は情報を収集するところで、それに基づいて行動する機関ではなく、情報は関係の機関に伝えられたとの声明を発したとのことです。
また、国家情報局長は、エジプトの得た情報によれば、タクフィール派(ムスリム同胞団から離反した過激派テロ集団に昔「タクフィール・ワ・ヒジュラ」というグループがあったが、そのグループを指しているのか否か不明)と云うテロ集団がシナイ半島からテロ作戦を計画中との情報を得ていたと述べるととともに、ムルシー大統領と会談後、エジプト治安当局がその情報に基づいて行動しなかった理由を尋ねられたのに対して、誰もイスラム教徒がラマダンのイフタールを取っている他のムスリムを殺害しようとは思わなかったと答えた由。

またエジプト当局は事件後、ガザとエジプトを結ぶ地下トンネルを埋める工事を始めたよし。

他方イスラエル外相は、イスラエルとしてはテロ対策でエジプトと密接に協力する用意があると表明した由。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-07-13-38-20.htm
http://www.alarabiya.net/articles/2012/08/08/230990.html
http://www.aljazeera.net/news/pages/327f714f-323a-4baf-9429-c64c0bc6f629?GoogleStatID=1
http://www.alarabiya.net/articles/2012/08/07/230939.html