スーダンの首都の武器工場の爆発事件について、スーダン政府はイスラエル機4機による爆撃だとして、イスラエルを安保理に提訴すると報じられていました。
この点に関し、26日付のjerusalem post netは興味深い記事を記載しているところ、どうやら記事は工場がイランのガザ向けロケットを製造していたと示唆しているように思われます。
何しろイスラエルの新聞のこの種情報は、かなりの部分が同国情報筋からの情報ですから、この記事も真面目に受け取るべきかもしれません。

2008年両国国防相は防衛条約を結び、両国の防衛力の増強への協力を約した。しかし、その効果は全く逆であった。
スーダンは過去数年、イランロケットのガザ向け輸送拠点になっていた。
イランから輸送されてきたロケットは、イラン革命防衛隊によりスーダンで陸揚げされ、エジプト経由でガザに運輸されていた。
この長い輸送経路はイスラエルに格好の目標を提供し、2011年には2つの車列が攻撃され、またイラン船がイスラエル海軍により止められたこともあった。
このため、イランがスーダンにロケット工場を設立しようと考えることは十分あり得ることで、またイランはイスラエルが他国の首都をまさか攻撃はしまい、と誤って考えていたことも十分考えられる。
この点で、今回イスラエル機による爆撃があったのであれば、それはこのところ激しさを増しているイランとイスラエルの隠れた戦争の一環であると同時に、イランに対する明確なシグナルである。
カルトゥームとイランの核施設はイスラエルからほぼ同距離であり、今回の爆撃(仮にあったとすれば)は、イランに対するイスラエルの脅迫が、単なるはったりではないことを如実に示したことになる。
http://www.jpost.com/Defense/Article.aspx?id=289359