5日のシリア情勢につき何時もの通りとりまとめたところ次の通りです。
又政府軍兵士200名が離反したとのことですが、最近多量の離反兵士に関する報道が多く見られるようになりましたが、政府軍の士気又は規律の弛緩の表れでしょうか?
又シリア情勢のイラクへの波及が注目されます。

・5日政府軍の攻撃で115名が死亡した。大部分はダマスと郊外、ダラア、ホムスであった・
http://www.aljazeera.net/news/pages/6ce31447-e686-409a-9aba-ff85c969e7b8?GoogleStatID=1
・戦闘はダマスと近郊、アレッポ周辺、ダラア等で激しく行われているが、政府機は特に自由シリア軍が制圧したラッカ市に対して激しく行われている。
ラッカは完全に反政府軍の手中に落ちた最初の県庁所在地である。
・ホムス郊外では政府軍機がパン屋を攻撃し、住民多数が死傷した。
http://www.alarabiya.net/articles/2013/03/04/269602.html
http://www.aljazeera.net/news/pages/6ce31447-e686-409a-9aba-ff85c969e7b8?GoogleStatID=1
・イラク軍戦車が、反政府軍が制圧した国境の検問所を砲撃した。
・イラク国防省は、5日バグダッド西方500kmの国境で、イラクに浸透を図ったシリア武装勢力を阻止し、武器等を捕獲したと発表した(シリア勢力の人数や所属勢力等は不明)
・イラクの国会議長(スンニ派?)はイラクがシリア問題に介入することに警告を発した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/d46c9b91-a123-4b6a-b454-8477f89b99be?GoogleStatID=1
・ダマス近郊とダラアで、政府軍士官、兵士220名が離反した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/6ce31447-e686-409a-9aba-ff85c969e7b8?GoogleStatID=1
・自由シリア軍はラッカ県知事とバアス党支部長を逮捕し、彼らの犯罪について調査を始めたと発表した。
http://www.alarabiya.net/articles/2013/03/05/269666.html
・シリア政府は非合法に同国に入国したドイツの新聞記者をロシア大使に引き渡した。
(ドイツ人のロシア大使への引き渡しは極めて異例と思われるが、恐らくドイツ大使館が閉まっているためか、宣伝効果w狙ったためではないでしょうか?)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2013-03-05-12-16-22.htm