10日付のal arabiya net はワシントン発として、今後のシリア情勢、特に米国と自由シリア軍の関係等に関する記事を載せています。
この記事の出所と言うか誰の情報で書いたものかがまったく不明なので、果たしてこれが米当局や自由シリア軍幹部の考えを示しているのか不明ですが、記事そのものはもっともらしいので、取り敢えずその要点のみ次の通り。

今後数週間は、シリア問題に関する国際会議と現地での力のバランスを変えようとする努力の競争ということになろう。
このため、自由シリア軍幹部はダラア及びその近郊での制圧を狙っている。と言うのはダラアはアレッポよりもダマスに近く、おまけに自由シリア軍に同情的であるヨルダンに近いからである。
これに対して米政府は、飛行禁止地域や安全地帯の設置については話したがらないが、これはオバマが米軍のシリア派遣や航空機乗員がシリア上空で危険を冒すことを好まないからである。
にもかかわらず米国はシリア反政府派に対する支援に一歩一歩近づきつつある。
米国の支援は3段階からなると考えられている。
第1段階は非軍事物資の供与である。
第2段階が情報面での支援で、人工衛星、ドローン等からの情報で、政府軍の動きや勢力等の情報を提供することになろう。
このためには、米政府としては、自由シリア軍は連続(接続)した地域を安全に支配し、支援物資がスムーズに流れることを確保すること、そしてより重要なことは支援物資がその宛先に確実に届き、テログループの手に入ったり、闇で売られたり流されることがないことを確保する必要があると考えている。
そして米政府はこの第2段階が欧州からの兵器の供与と時期的に合うことになるとみている。
そして第3段階になるが、消息筋は自由シリア軍の必要なものは武器に限定されず、一言でいえば「資金、食糧、武器」と言うことになるという。
自由シリア軍は国際会議が成功するとは考えておらず、米国にヒズボッラーやイランのアサド支援のように、確実な支援を提供することを期待している。
と言うのはヒズボッラーとイランは、人員、資金、武器でアサド政権に対する継続的確実な支援で、その影響をましており、例えばホムス近くではレバノン国境にかけて安全な地域を確保している。
このため自由シリア軍は、米国としても自分の信頼できるグループに上記の3の支援を積極的にすることを求めている。と言うのは一部の武装勢力(イスラム武装勢力のことか)にはアラブ筋からの潤沢な資金的、武器的支援があり、そのためにこれら勢力は住民に対する十分な世話ができ、彼らの影響力が高まっているからである。
自由シリア軍としては、その戦闘員に対する給与、住民対策のための資金を必要としているが、矢張りまず何よりも必要なのは武器である。
これに対して米筋は、自由シリア軍が一般論として戦闘員の70%を支配し、指揮命令系統を抑えない限り、地上におkる力のバランスは大きく変わらないと見ている。
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2013/05/10/أميركا-دعم-استخباراتي-للجيش-الحرّ-والسلاح-آخر-المطاف.html