昨日エジプトのメニア裁判所があまりの常軌を逸した判決を下したのではないか、この判決に対しては国際社会よりも厳しい非難が向けられるだろうと書きましたが、早速米大統領府が、非常に厳しく非難をして、判決のキャンセルを呼びかけました。
これはal arabiyaa net 及びal qods al arabi net が報じているところですが、流石の政権擁護派のal arabiya も米政府の反応に反発することなく、取り敢えずは事実を報じています。
記事によると、米大統領府報道官は、この682名に対する死刑判決は、先月の529名だったかの死刑判決と同じように、国際的な正義の観念に完全に反しており、エジプト政府に対してすべての個人が公正な裁判を弁護士付きで受けられるようにすべきとして、このような集団裁判の中止と死刑判決のキャンセルを求めたとのことです。
またエジプト政府が司法の独立を主張していた点についても、司法の独立は民主主義の重要な要素ではあるが、このような人権無視の集団裁判を正当化することにはならないと批判した由。

記事の要点は取り敢えず以上で、欧州連合等の反応は報じられていませんが、当然米大統領府と同じように、このような判決の拒否ということになると思われ、今後欧米とエジプトとの対立の種がますます深刻になりつつあるという印象を受けます。
米政府としても、エジプトとの関係を修復すべくアパッチヘリの供与を決めたりしましたが、このような民主主義と言うか、人権問題の根幹にかかわることでは、欧米諸国は妥協はできないのではないでしょうか?
ヘリの供与はどうなるのでしょうかね?
http://www.alquds.co.uk/?p=162068
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2014/04/28/واشنطن-تدعو-الى-إلغاء-أحكام-الإعدام-الصادرة-في-مصر-.html