シリア情勢一般については、必要があれば後ほど書きますが、取り敢えずはシリアの人道上の悲劇について

・シリア人権網は、26日この1年でシリアでは食料および医薬品の不足のために民間人313名が死亡したと発表した。
そのうち、101名が18歳未満の児童で、34名が婦人の由。
これらの死者は、ダマスとその周辺、ホムス、ダラア等で、政府軍が、居住地区を封鎖しているところで生じたが、そのうちの大部分はダマスの近郊の東ゴータ地区(1年半も包囲されている由)で生じた由。
人権網は、このような政府軍の封鎖は、人道的物資の搬入を求めた、国連安保理決議2139号違反であるが、特に東ゴータとホムスのal waar地区(他の地域から駆逐された反政府軍が多数包囲されている由)の状況は、人道法違反の犯罪であるとしている。
なお、東ゴータ地域はダマス周辺における反政府軍の最大の拠点である由
(これらの地域に対する封鎖の責任が、総て政府軍にあるか否かはともかく、本日のBBCでもダマスのパレスチナ人難民キャンプヤルム―クが完全に封鎖されていて、食料も極端に不足している実情を特派員の現地レポートで報じていました)
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2014/12/27/300-شخص-قضوا-خلال-سنة-بسوريا-بسبب-نقص-الغذاء-والدواء.html
http://www.alquds.co.uk/?p=270779
・トルコ南部のアドナ県で、難民キャンプのシリア人難民の幼女(2か月)が寒さのために死亡した。
彼女の父親によると、暖房不足のために病気になっていた幼児を病院へ連れて行こうとしたが、彼女はその前に死亡した由。
http://www.alquds.co.uk/?p=270740
・バグダッドのシーア派モスクの前に居た自爆用ベルトをつけた児童が、イラク警察に自首した。
彼はアレッポの北の町の14歳の少年であるが、ISが彼の町を占領した時から、ISに徴用され、自爆攻撃をするように訓練され、イラクに送り出されたものの由。
(先日は3歳のIS戦士の写真を掲載しましたが、ISの悪事には際限がないのでしょうか?)
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2014/12/28/طفل-سوري-انتحاري-يعشق-نانسي-عجرم-جنّدته-داعش.html