リビアはどうにもわかりにくいところで、せっかく統一政府を作る合意案ができたのに、これの両議会による批准が手間取っているうえに、首相候補に対する暗殺未遂事件も生じたようです。

どうやら速報ベースの話のようなので、正確か否かは知りませんが、事件の発端は先日報告したミスラタに近いゼリテンでの警察学校に対するテロです。
子のテロで警察学校に集められていた徴募兵47名が死亡した模様ですが(数字自体も当初いろいろとありましたが、aljazeera net の新しい記事では47名死亡となっている)、その死者に弔意を表するためにチュニジアから、現地に向かった首相候補faiz al seraj 等が暗殺未遂事件にあった模様です。
記事によると、チュニジアからミスラタに飛来した(どうやら彼は現在チュニジアを根拠地として組閣活動等を行っている模様)彼らを、ミスラタ及びゼリテンで反対の群衆が取り囲んで、彼の弔問を阻止しようとした(彼に対する反対は要するに統一政府に対する反対の模様)が、首相候補等は弔問に固執し、現地に到着したが、その帰りに彼らの車列が猛烈な射撃にさらされ、一時ゼリテンの有力者の家で、保護され、その後ヘリコプターで救出されミスラタからさらにチュニスに戻ったということのようです。
彼及び重要人物はいずれも無事だったとのことですが、そのほかに死傷者があったのか否かは不明です。
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/libya/2016/01/09/مسلحون-يمنعون-رئيس-الوزراء-المكلَّف-من-مغادرة-ليبيا.html
取りあえずのところは以上ですが、統一政府案が批准されないうちに、このような事件が起きるようでは、リビア問題の政治的解決の前途はますます暗くなった感じがしますが、何しろ相手はリビアですから、何とか動いていくのでしょうか?