腐っても鯛、などと言ったら失礼だが、このままでいけばシリアが分裂することもあり得るというケリー長官の発言(先ほど紹介済み)は、アラブメディアにとっては、かなりのショックであったようで、al jazeera net などは最近のSyriaの勢力図と共に、アラブ消息筋の間で、長官の発言の真意に関する憶測が始まていると報じています。一番のショックは、条件付きの可能性の問題としてでも、米国政府が初めてシリア分裂の可能性に触れた事実の由。
そして、シリア分裂の可能性は、シリアのみならず、レバノンやイラク等の周辺国にも深刻な影響を及ぼす可能さえあるとしています。
米政府の意図については、シリアが分裂した場合に備えての心理的準備であろうというものや、これはシリア政府と反政府派に対する警告であるとの見方があり、イスラエルの戦略とも合致しているとの見方もある由。
事柄が事柄だけに今後とも、種々の議論や推測等が出てくると思われるもとりあえず。
なお、地図については
赤のところが政府軍支配地域
緑が反政府軍支配地域
黄色のところがクルド勢力支配地域
(非常に見えにくいが)灰色のところ(大部分は人口希薄地帯)の点のところ(帯状に展開している)がISの支配地域
(主として黄色のところで)緑色の点が係争地域
とのことです。
確かにトルコ・シリア国境の大部分がクルド勢力の支配下にあり、トルコが重大な懸念を表明するのも、(正当か否かは別にして)それなりに理解できます。
取り敢えず
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/2/24/هل-تسوق-واشنطن-لتفكيك-سوريا

「ネオコンもクソもねェ。もう降りてえんだよ。」ってか?
責任者はお前だろうに!