4f7901ca-eb91-4f5b-a26c-ba3fdf15f707_16x9_600x338[1]左の地図は紅海とアカバ湾、エジプトのシナイ半島及びサウディを示していますが、紅海からアカバ湾に入る入り口にある赤い丸で囲まれた2の島はtiran とsanafir ですが、アカバ湾への入り口を抑える位置にあり、戦略的な要所です
(アカバ湾の奥には、イスラエルのエイラーととヨルダンのアカバの2の港町がある)
このため、56年のスエズ戦争の際、および67年の第3次中東戦争の際にはイスラエル軍IDFがtiran を占拠したところです。(もう一つの方はサウディ領海ないとかだったと思うが、確か占領はされていなかったと思う)
この島はサウディとエジプトがそれぞれ領有権を主張してきたようですが、現在はエジプト軍と米を中心とする多国籍軍(エジプトとイスラエルの平和条約締結後シナイ半島に、休戦の維持のために駐屯している)の兵員だけがいるとのことです。
しかるに今回のサウディのサルマン国王の訪問の際に開かれた海上の国境線画定委員会での合意を受け、エジプト政府はこれらの2島がサウディ領であると宣言したとのことです(最終的にはエジプト議会の承認が必要な由)
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2016/04/09/مصر-جزيرتا-صنافير-وتيران-تابعتان-للسعودية.html
まあ、今回の訪問では、両国間に橋を建設することで合意したようですから、これらの島の領有権問題も、過去のものとなったということかもしれませんが、皮肉な見方をすれば「サウディの金が島を買った」ということになるのでしょうか?