イエメンではhothy -サーレハ連合が先日新政府ともいうべき最高政治評議会(10人構成)を発足させましたが、hotthy連合側は12日、サナアの議会でこれを承認する会議を開いた模様です。
hothy連合はこの議会で、政治評議会が承認されたとしているようですが、いつも見ているアラビア語メディアはいずれも、定足数不足で承認獲得は失敗したと報じています。
特にイエメンに関しては、余り色がついていないのではないか(他の2はカタール、サウディ系)と思われるal qods al arabi net も複数の議員の話として、定足数不足で審議は非合法であったと報じています。
同ネットは、出席した議員の数には触れていませんが、al jazeera net は定足数151名に対して、出席したのが79名以下であるとし、al aabia net は80〜85名であったと報じています。
http://www.alquds.co.uk/?p=581158
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/8/13/نواب-بالبرلمان-اليمني-يجتمعون-وهادي-يحذر
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2016/08/13/الرئيس-اليمني-الدعوة-لاجتماع-البرلمان-في-صنعاء-بالطة.html
気が付いたところでは、いずれのネットもhothy連合側の主張する数字は報じていませんが、おそらく彼らは審議は正当で、法的に議会の承認を得たと主張するものと思われ、内戦のなかでのこの種事案は、こう言ってはなんですが、所詮水掛け論になる性質のもので、承認されたのかされなかったのか、確たる事実関係もなしに外部の者が議論しても,益のない話だろうと思います。
問題は法的にどうであったかと言うよりも、政治的に、この動きがどのような意味を持つかだろうと思いますが、hothy連合としては、これまで国際的にもhadi大統が事あるごとに「正統性」、「正統性」と唱えてきたことに対する、反論として利用することは間違いないと思います。
と言うことは、おそらくは今後和平の動きはますます遠のき、戦場での力関係が物事を決するという、これまでの動きがさらに強まるのではないかと見られます。
国連のイエメン特使は和平交渉は、失敗しておらず、再開されると、相変わらず強気の発言をしていましたが、どのように対応するのか、さらにはサウディ等の湾岸諸国がどう動くのかが、注目されます。