ロシアがエジプトからの農産品の輸入を中止するとしたことについては、先日お伝えしましたが、al qods al arabi net は、この問題はより根の深い政治的対立を反映していると報じています。
記事の要点は次の通りですが、何故、この段階で両者の対立が深まったのかは不明です。
必ずしも全面的に納得のいく記事でもありませんが、農産物の問題の背後に、ロシア人観光客の問題があるというのは、なかなか面白い論r点です
仮にこの記事の通りであれば、一時喧伝された両国間の蜜月関係などというものは、精々この程度ということになるのでしょうか?

16日ロシアとエジプト関係は、農産品の輸入問題を巡って緊張した。
同日エジプト当局はロシアからの小麦6万トンの受け入れを拒否した。それは国際的には許容されている範囲の農薬(と思うが、この種のアラビア語はよく理解できないところがあるので、自信はない)の存在が原因である。
これに対して、ロシア当局はエジプトの野菜、果物の輸入を22日から中止すると発表したが、13日までのロシアのエジプトからの輸入中止はドライ・ナッツに限られていたところ、これが野菜及び果物に拡大されたのは、エジプトのロシア小麦の受け取り拒否に対する政治的な決定である。
エジプト当局は、これまでロシアがエジプトに対して観光客のチャーター便を特に、シャルムッシェイフに認めていないことに怒りを表明していた。
何しろ、ロシア機の墜落前のエジプトの海岸での外人観光客の8割はロシア人が占めていたので、エジプト観光業にとってはロシア人の不在は重大問題である。
特にエジプトが怒っているのは、ロシアがトルコというテロ問題を抱え、空港も狙われた国に対して、観光を認めることにしたことである。
この問題は、シーシ大統領がプーチンに対しても取り上げ、ロシアはエジプトの空港の保安体制チェックのミッションを送ったが、その後ロシア観光客については何の決定もない。
http://www.alquds.co.uk/?p=598622