シリア情勢については朝方お伝えしましたが、hurryiet net は、トルコ政府高官の話として、ロシアとトルコが、ロシアはシリアのHmeimim空軍基地に、トルコはEskişehir空軍基地に、合同停戦監視本部を設置し、共同して停戦尾監視にあたることになったと語ったと報じています。
更に双方の地上部隊も停戦監視にあたり、情報を密に交換する由

更に両国のイニシアティブの第2段階の和平交渉については、カザフスタンのアスタナで、両国及びイランにシリア政府と反政府派を含めた協議を行うことで合意しているが、現在のところその日時としては来年1月23日を予定し、その前に1月8〜9日頃に、双方の関係者が集まって、状況分析を行うことになった由。
また協議は当初は首脳レベルではなく、場合によっては余りハイレベルでないところで、状況の分析から始める可能性もある由。
トルコはこの協議に国連の参加も希望している由
(ロシアとトルコが停戦をモニターすることは伝えられていたが、双方の空軍基地に合同監視本部が設置されるということは、両国が本腰を入れて停戦を監視するつもりであることをうかがわせる。トルコが、この停戦合意が内戦開始以来最も重要な動きと自賛するのも無理はないかもしれない)

さらに両者の協力はトルコの「ユーフラティスの盾」作戦にも及んでいるようで、トルコ空軍は30日、ロシア機が、トルコの情報に基づいてal bab とその北のISの拠点を3回爆撃したと報じています。
なお、このトルコと自由シリア軍の作戦は、かなり強力に進められている模様で、トルコ軍によれば、これまで約1600名の過激派が無害化された由。
そのうち1294名がIS戦闘員で、1171名が殺害され、177名が負傷し、6名が捕虜となった由。
他方PKK及びPYGの戦闘員は306名で、うち291名が殺害され、4名が負傷し、11名が投降した由。
またトルコ空軍は965の爆弾を投じ、883の目標を破壊した由
http://www.hurriyetdailynews.com/russia-hits-isil-in-al-bab-on-turkish-military-intelligence.aspx?pageID=238&nID=107968&NewsCatID=352
http://www.hurriyetdailynews.com/turkey-will-monitor-truce-from-eskisehir-russia-from-hmeimim-air-bases-.aspx?pageID=238&nID=107950&NewsCatID=352
上記報道を確認するすべはないが、事実とすれば、確かに米ロの協議というか、交渉に比したら、トルコ―ロシアの協議は実質的で、効果的なフォローアップを含んでいるように思われ、質的にかなり異なっていると思われる。
プーチンやエルドアンがレームダックのオバマに愛想をつかしたのもむべなるかなと思わせるとことがあります