al qods al arabi net 等は、米国が11日国連お教育・科学・文化機構UNESCOから脱退すると発表したと報じています。
その理由は詳しいことは分かりませんが、反イスラエルの偏向で、UNESCOは世界の文化を守る機関ではなくなったとのことのようです。
またイスラエルのネタニアフ首相も、イスラエルも同様に脱退すると語った由。
http://www.alquds.co.uk/?p=807443
https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5027682,00.html
米国は確か1983年だったかに、UNESCOの当時の事務局長が「新国際報道秩序」なるものを唱えて、欧米のマスコミが主導している世界の報道を途上国の報道をより反映させたものにする(要するに民間のマスコミの自由な活動を抑えて、政府主導である途上国のマスコミを伸ばそうとしたと解された)ことを主張し、米英シンガポールが脱退したことがあります。
このため、確か当時わが日本がUNESCOの必要資金の相当部分…25%くらいか?…を負担していたかと思います。
米国はその後いったんUNESCOに復帰しましたが、2011年パレスチナが加盟したことに抗議して,分担金の支払いを拒否しことがありました。
その意味では、米国の離脱は初めてのことではありません。
しかし、今回は前の時のような重大な問題が起きたという話も聞いていないし(おそらく種々の反イスラエルとされる決議等はあったかと思うが)、矢張りトランプの反国際主義の表れでしょうか?
まあ、こちらの方は国際政治に与える被害はそれほど大きくはないと思いますが、仮にトランプがイランの核合意から単独で離脱するようなことがあれば(西欧諸国は離脱しないと表明してるはず)、独外相ではないが、英仏独等西欧諸国と中国ロシアが共同の立場をとるという、米国の国際的孤立が明確になり、こちらの方が懸念されます。
確かトランプは13日に立場を表明することになっていたかと思います。