アラビア語メディアはいずれも、シリアでの化学兵器使用問題に関する調査委員会の権限1年延長に対して、ロシアが拒否権を行使したと報じています。

シリアでは2015年だったかに化学兵器のために多数が死亡し(大方の見方は政府が使用した)、安保理が調査委員会を設置して、その委員会のマンデートは2016年にさらに1年間延長され、今回は更にもう1年延長するとの米国の決議案が採決に付され、拒否権で葬り去られた訳です。
因みに、この決議案に対しては、ロシアの他にボリビアが反対したが、中国とカザフスタンは棄権し、残り11国は賛成だったとのことです。
投票後米代表は、ロシアはこれまで同様に化学兵器使用という非人道的な行為を行ったシリア政府をかばっていると非難したとのことですが、AFPは今回の拒否権行使で、ロシアがシリア政府を守るために使用した拒否権は9回に上るとしている由
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2017/10/24/روسيا-تحبط-قرارا-بشأن-الهجمات-الكيميائية-بسوريا
http://www.alquds.co.uk/?p=814168
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2017/10/24/فيتو-روسي-يجهض-قرار-بتمديد-التحقيق-حول-الكيماوي-بسوريا.html

確か2016年にはロシアも棄権したかと思うのですが、今回反対したのは、矢張り最近の米との関係悪化が影響しているのでしょうか?
それともシリアについては政府軍が有利に戦いを進めており、ロシアとしては「これ以上昔のことは問題にさせない」という強い立場を示したものでしょうか?

本日はこれから仕事があるので、取りあえずのところ・・・