トルコのafrinへの侵攻は、その後も続行していて、トルコ空軍の空爆の下、トルコ軍と自由シリア軍は、更に活動は荷を拡大している模様ですが、アラビア語等から、断片的ではありますが、若干御情報次の通り
・トルコ軍と自由シリア軍は8名の兵士を失った
・他方トルコ軍参謀本部では、260名のYPG兵士が死亡、負傷または捕虜となったとしている。
・国連人道支援調整官によれば、これまで5000名の住民がafrinから避難した由。国連としては政府軍支配地域に50000名の受け入れの準備をしているが、必要に応じ更に30000名の受け入れの準備もする由
・トルコ通信によると、米国防総省は、シリアの東北部で米軍と協力してISと戦ってきたYPGで、その場を離れてafrin に赴くグループは米軍の支援を失うと語った由。
・オランダ外相は23日議会で、自衛のための攻撃とするトルコの主張には十分な根拠があると語った由。
http://www.alquds.co.uk/?p=866933
http://www.hurriyetdailynews.com/260-militants-neutralized-in-operation-olive-branch-126213
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2018/01/23/-غصن-الزيتون-يشرّد-5-آلاف-في-عفرين.html
http://www.hurriyetdailynews.com/ypg-who-leaves-group-for-afrin-to-lose-us-support-126215
http://www.hurriyetdailynews.com/turkeys-grounds-for-afrin-operation-sufficient-dutch-fm-says-126212
どうも今回のトルコの攻撃に対し、ロシアは理解を示し、米国も当初の立場からトルコに理解の方向に動きつつあり、欧州でも上記の通りオランダが理解を示している等(ただしドイツの反応は不明、激しく反対や非難をすれば大きく報じられるはずなので、それはないと思われる。またイランの反応も伝えられていない)
どうやら今回のトルコの一方的な?攻撃に対して、国際社会では反対というよりは消極的だが理解するという方向との印報を受けます・
安保理での審議の状況もこれを裏付けます。
矢張りクルドというのは「唯一の友は山々」という民族なのでしょうか?
・トルコ軍と自由シリア軍は8名の兵士を失った
・他方トルコ軍参謀本部では、260名のYPG兵士が死亡、負傷または捕虜となったとしている。
・国連人道支援調整官によれば、これまで5000名の住民がafrinから避難した由。国連としては政府軍支配地域に50000名の受け入れの準備をしているが、必要に応じ更に30000名の受け入れの準備もする由
・トルコ通信によると、米国防総省は、シリアの東北部で米軍と協力してISと戦ってきたYPGで、その場を離れてafrin に赴くグループは米軍の支援を失うと語った由。
・オランダ外相は23日議会で、自衛のための攻撃とするトルコの主張には十分な根拠があると語った由。
http://www.alquds.co.uk/?p=866933
http://www.hurriyetdailynews.com/260-militants-neutralized-in-operation-olive-branch-126213
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2018/01/23/-غصن-الزيتون-يشرّد-5-آلاف-في-عفرين.html
http://www.hurriyetdailynews.com/ypg-who-leaves-group-for-afrin-to-lose-us-support-126215
http://www.hurriyetdailynews.com/turkeys-grounds-for-afrin-operation-sufficient-dutch-fm-says-126212
どうも今回のトルコの攻撃に対し、ロシアは理解を示し、米国も当初の立場からトルコに理解の方向に動きつつあり、欧州でも上記の通りオランダが理解を示している等(ただしドイツの反応は不明、激しく反対や非難をすれば大きく報じられるはずなので、それはないと思われる。またイランの反応も伝えられていない)
どうやら今回のトルコの一方的な?攻撃に対して、国際社会では反対というよりは消極的だが理解するという方向との印報を受けます・
安保理での審議の状況もこれを裏付けます。
矢張りクルドというのは「唯一の友は山々」という民族なのでしょうか?
別にトルコの弁護をするつもりはありませんが、事情はもう少し複雑ではないでしょうか?
確かトルコは、シリアに居るYPGのテロに対する自衛行為だとしているはずです。その意味では、アフガン戦争の際の米国、レバノン、シリア、ガザに対するイスラエルの攻撃と同じ理屈のようです。
確かに越境して隣国を攻撃するのは、ある意味で侵略行為ですが、同時に領域国家(この場合シリア)は国際法上、自国領土がテロリストや武装勢力によって、隣接国攻撃に使われないように、抑制する義務があります。
その義務が果たされない時には、隣接国が自衛権の行使として、武力行使をすることは上の例のように珍しいことではありません。
おそらく法的に言えば、どの程度武装勢力等の脅威が現実的か、有体に言えば彼らがどのくらいテロ行為を行ってきているかが、侵略行動か自衛権の発動かのメルクマールになるのでしょう。
その意味で、国際関係で、良く事実調査が問題になるのも、理由があることです。
シリア内のYPGがどの程度トルコにとって脅威かは意見の分かれるところでしょうが、少なくとも現在まで彼らのシリアからのトルコに対するテロが非常に多かったという印象はありません。
ということは矢張り過剰攻撃で、自衛権の枠を超えているというべきなのでしょうか?