ハメネイ最高指導者とアハマディネジャード元大統領の確執が深刻らしい、というニュースは先日報告しましたが、al arabiya net は両者の対立は、前例のない程に深刻化したと報じています。
このメディアはサウディ系のものですから、どこまで信用できるかの問題はありますが、まさか元大統領系のメディアが彼の最高指導者あての書簡を公表したということまで、嘘ということはないでしょう!
今対立がどれほど深刻なもので、特に元大統領支持者の広がりがどの程度のものか、果たしてコップの中の嵐程度の話なのか等多くのことは分かりませんが、取りあえず記事の要点のみ。

元大統領に近いdolt bihar(arabia文字からの訳)は18日、元大統領から最高指導者あての長文の書簡2通を公開した。
この中で、元大統領は、ハメネイの資産は1900億ドルもあるとして、国民の資金の略取、批判を抑えるための抑圧を非難した。
元大統領は、これらの資金はハメネイにつながる各種財団や基金や軍関係や福祉団体等に配布されていると指摘している(ということは、ハメネイの資産が1900億ドルと言っても、個人的資産というよりは、むしろ彼がその政策や権力を維持するうえで、勝手に使っている資金という意味かと思われる。
彼はイラン民衆の体制に対する不満は爆発寸前まで来ているとの危機感を表明し、これまでの体制の政策は3つの柱、すなわち:抑圧と国中の治安保持の雰囲気、総ての国の状態はイランより悪いので文句を言うべきではないとする主張、透明性の欠如と重要問題の大衆からの隠蔽、であるとした。
元大統領の支持者は、ハメネイに近い司法機関の元締めlarjaniが資金の略取、盗み、腐敗等の源泉であると非難している。
更に元大統領は、選挙の早期実施とlarijaniの罷免、抗議活動家の釈放等を要求している。
https://www.alarabiya.net/ar/iran/2018/03/19/أحمدي-نجاد-يتهم-خامنئي-بنهب-190-مليار-دولار-.html