ガザとイスラエルの境界線では、大規模な民衆の抗議デモはとりあえず収まっている模様ですが、haaretz net によれば、16日IDF(イスラエル国防軍)はガザ北部でハマスの拠点を数回攻撃したとのことです。(空爆か否かは不明、砲撃の可能性が強い)
これはハマスからの銃撃に対抗したものとのことですがパレスチナ側及びイスラエル側の損失は不明。

その他、特に大きな動きはない模様で、アラブ連盟の理事会の結果も未だ報じられていません。

haaretz net は、トルコが反イスラエルの動きを強めていて、イスラエル大使に続いて、イスタンブールの総領事も引き上げを要求し、大使に関しては、空港でセキュリティ・チェックをするところを(通常は外交官は免除されているが)報道陣を招いて見せつけたと報じています。

同ネットは更に、トルコがイスラム世界の反イスラエル運動の主導権を握ろうとしているという記事を載せているが、傑作なのはエルドアン大統領とネタニアフが、互いに相手を殺人者、外国の占領者(シリアの話と思う)と非難し合っているとの記事を書いていることです。

同ネットの政治的立場を反映してか、ガザ問題に対するIDFの対応については、極めて批判的な記事を多数載せており、IDFの過剰武力行使は米国のユダヤ人を困惑させたとの記事や(前から最近在米ユダヤ人の間では、世俗的な傾向も強まっていて、昔みたいに自動的にイスラエルの行動は何でも支持するという方向から、かなりの割合がネタニアフの政策に異を唱えているという報道が多くみられた)。IDF報道官が在米ユダヤ人に対して、「IDFはパレスチナ人の死傷者を最小限にすることに失敗した」と語ったなどの記事を載せています。
(イスラエルと言うのは、こういう論調も掲げられている国ということで矢張りプレスの自由がある国ですね)

おそらく本日は、基本的にはIDFとハマスの軍事的な動きはあっても、大衆レベルでの大規模抗議はなさそうな気がします。
しかし、確か多くのアラブの国では本日からラマダンに入る筈なので、明日金曜日、礼拝後再び大規模なデモ行進が起こる可能性は残っていると思います。
取りあえず。

http://www.alquds.co.uk/?p=936180
https://www.alarabiya.net/ar/alarabiya-media/2018/05/16/كم-هلالاً-يترقب-المسلمون-كل-عام؟.html
https://www.haaretz.com/middle-east-news/.premium-occupier-murderer-the-hypocritical-turkey-israel-war-of-words-1.6093955
https://www.haaretz.com/israel-news/.premium-israel-summons-turkish-rep-to-protest-harsh-treatment-of-ambassador-1.6094163
https://www.haaretz.com/israel-news/israeli-army-attacks-hamas-compounds-in-gaza-strip-1.6095572