エジプトの諸物価高騰については、これまでもしばしば報告してきましたが、al arabiya net は、「地下鉄、水に次いで、またガソリン等の値上げを前に、エジプトは電力を値上げした」と報じています。
それによると、電力大臣は12日、この年度初(6月1日)から、電力を平均で26%値上げしたと発表したとのことです。
これは平均ですが電力の大口需要者の製鉄業等には平均41・8%の値上げで、家庭用や商業施設用は平均20・9%になるとのことです。
記事は、これは2016年から始まった経済改革政策(3年計画)の一環で、エジプト通貨を自由化し、補助金を削減するものだが、その結果地下鉄から水その他のサービスが軒並み値上がりし、、物の値段も値上がりしてるとしています。
その結果、庶民は大きな負担増を強いられているが、政府としては2021〜22会計年度末までには財政の健全化を達成できるとしている由
https://www.alarabiya.net/ar/programs/economic-faces/2018/06/12/مصر-أسعار-الكهرباء-بمتوسط-26-بدءا-من-يونيو-المقبل.html
エジプトではこれまで長いこと財政赤字の主たる要因であった補助金の削減の必要に迫られてきましたが、特にパンの値上げ等は庶民お反発を招き、暴動まで起きたことに鑑み、及び腰でした。
今回もすでに地下鉄の値上げに反発する抗議が起きていましたが、今後どうなりますやら。
それにしても、我が国も先進国最大の財政赤字を抱えながら、またも健全化の目標を、確か2010年から5年ほど先延ばしにしたようですが、エジプトでさえやっていることを日本ができないとはどういうことでしょうかね?