昨日お伝えしたように国連総会は13日(現地時間)、ガザ問題に関し、パレスチナ人の保護に関する決議案を採決しましたが、トルコ(イスラム諸国代表)とアルジェリア(アラブ諸国代表)の提出した決議案は採択され、その前に採決にかけられたハマスを非難する米修正決議案は否決されました。
総会決議は拘束力を有せず、現実の中東政治ではほとんど影響もないと思われるので、詳細は省きますが(何しろ昨日と本日とも、al arabia net ,al jazeera net はこの動きを全く報じても居ない始末)、もし関心の強い方は、下記al qods al arabi netにトルコ・アリジェリア決議案の条項ごとの説明がありますので、アラビア語ではありますがご参考まで

記事によると、トルコ―アルジェリア案は、賛成120、反対8、棄権45で採択されました(加盟国は193ですから、かなりの国が投票に不参加だった模様です)
反対は予想よりも少なかったのですが、棄権は欧州、ラ米等が中心ではないでしょうか?
賛成票が全加盟国193のうち120ということを、多いと見るか少ないと見るかは意見の分かれるところでしょう

他方、ハマス非難の米修正案は賛成62、反対58、棄権42で、過半数を取れずに、否決されました。
これを報じるal qods al arabi net は、米国の修正の試みは失敗したとコメントしていますが、そもそも米案が採択されるとは思われていなかったはずで、むしろ賛成の62票が意外と多かったというのが正直なところではないでしょうか?(個人的には賛成票がもう少し少なく、棄権票がもう少し多いかと思っていた。国によっては米案が否決されるのを見越して、賛成し、更にはトルコ等の案に対しても賛成し、双方のメンツを立てた国も多かったかと思います)
http://www.alquds.co.uk/?p=954718
http://www.alquds.co.uk/?p=954651