BBCとかCNNでは、来るべきNATO首脳会議と、トランプ対欧州首脳のやり取りで話が持ちきりですが、多分そこの陰の主役のロシア・・・ロシアのウクライナ政策、特にクリミヤ併合にどう対応すべきか等が、負担の公平問題と並んで大きな主題となると見られている…に関して、中東からの動きが見られます。

これはal qods al arabi net やharetz net ,jerusalem post net が報じているところですが、ネタニアフは11日モスクワを訪問し、プーチンとシリア問題等について会談することになっています。
 特に、JPNは、ネタニアフの訪問を前にして、プーチンの特使2名(特使Alexander Lavrentiev と外務次官)が10日ネタニアフと会談したが、ネタニアフは二人に対して、イスラエルはイランおシリアにおける軍事的プレゼンスは認めず、イランはシリア全土から撤退すべきだとのメッセージを伝えた由。
記事は更に、このイスラエルの立場はプーチンにはよく知られているところで、ネタニアフはわざわざモスクワ訪問する必要はないが、両者はシリア問題に重ねて、イラン核問題、ロシアのウクライナ政策に対する制裁問題等について協議する見通しであるとしてます。

他方、haaretz net の方は、先日イスラエル機がホムス近郊のT2軍事空港を攻撃したのは、ネタニアフのモスクワ訪問直前に、イスラエルとしてはイランお軍事的プレゼンスは絶対に認めないとのシグナルを、プーチンに送るためであったとしています。
また同ネットは、ネタニアフがプーチンに対して、イランのシリアT期全面撤退の代わりにウクライナに関する制裁を解除するとのアイデアを売り込む可能性があるとも報じています。

またAL JAZEERA NET は、イスラエル国防相が10日、ゴラン高原についてシリア政府軍が、非武装地域内に入る場合には容赦しないと警告したものの、将来の問題として、アサドのシリアと関係を結ぶのかとの質問に対して否定しなかったのは、ネタニアフの訪問と関係している可能性があると報じています

なお、JPNは、同じ11日にイランの最高指導者顧問がモスクワを訪問し、プーチンと会談し、またパレスチナのアッバス議長も13日モスクワを訪問し、プーチンと会談すると伝えています
https://www.jpost.com/Middle-East/Iran-must-exit-all-of-Syria-Netanyahu-tells-Putins-envoys-before-trip-562160
https://www.haaretz.com/
http://www.alquds.co.uk/?p=971520