ガザでは9〜10日にかけて、イスラエル当局とハマス等との間で(エジプトの仲介による)鎮静化の合意(または了解)が功を奏して、静穏を取り戻したらしいことは昨日報告しましたが、どうやら束の間の静けさだった模様です。
10日にはハマスの呼びかけによる、イスラエル境界への「自由と生命の行進」がおこなわれ、IDFとの衝突で2名(1名は衛生隊員)が死亡し、110名のパレスチナ人が負傷した(うち40名は銃撃により、残りは催涙ガスによる窒息等)とのことです。
ただし、haaretz net は負傷者は307名で、うち131名が病院へ運ばれたとしており、イスラエル紙の方の数字の方がはるかに大きいことは若干珍しい。
また、これに呼応して西岸でも、米政策に対する抗議のデモがあり、2名が銃撃で負傷し、100名以上が催涙ガスの影響を受けた由。
http://www.alquds.co.uk/?p=992429
https://www.haaretz.com/israel-news/hamas-calls-on-gazans-to-join-border-protests-after-gaza-escalation-1.6364600
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2018/8/10/جمعة-الحرية-والحياة-تختبر-تهدئة-غزة
と言うことで鎮静化は束の間の夢の感じがしますが、ハマスの内部協議の模様等わからないので、推測でしかありえないが、矢張りハマスとしては、ミサイルやロケットの大量発射で封鎖解除を実現しようとしたが、それ以上事態を悪化させると、それこそIDFの進攻を招く可能性があるとして、エジプトの仲介に載って鎮静化を選んだが、矢張り戦略としては何らかの実力で封鎖解除をもくろんでいる反面、イスラエル紙などによるとネタニアフは、ガザの緊張防止のための抑止力を失ったというところなのでしょうか?