シリアでは、激しい戦闘はごく一部を除いては、少なくなりつつある模様で、近隣諸国に逃れていた難民の帰還も始まってきました。
al qods al arabi net とal arabiya net は、国連難民高等弁務官事務所の11日の話として、2019年(来年)には25万人の難民の帰還が実現する見込みだと報じています。
これに対して本年の難民の帰還は3万7千名だった由。
同事務所によると、難民の帰還が大幅に増える見込みなのは、シリアの大部分で激しい戦闘が収まったからだが、今後のシリアの状況如何では、その数が増加したり、減少したりすることがある由。
また同事務所によれば、現在トルコ、ヨルダン、レバノン、エジプト等の近隣諸国には560万のシリア難民が滞在している由にて、その大分部の帰還にはまだまだ時間と国際社会の支援が必要でしょう。
同事務所も、これら難民はいずれも、身分証明書等の書類やシリアでの財産問題(特に不動産か?)を抱えており、アサド政権の協力が不可欠であるとしている由
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2018/12/11/-المفوضية-تتوقع-عودة-250-ألف-لاجئ-سوري-لبلدهم-في-2019.html
https://www.alquds.co.uk/%d8%b9%d9%88%d8%af%d8%a9-%d9%85%d8%b1%d8%aa%d9%82%d8%a8%d8%a9-%d9%84%d8%ad%d9%88%d8%a7%d9%84%d9%8a-250-%d8%a3%d9%84%d9%81-%d9%84%d8%a7%d8%ac%d8%a6-%d8%b3%d9%88%d8%b1%d9%8a-%d8%a5%d9%84%d9%89-%d9%85/
これだけの数の難民の帰還は大事業ですが、さらに大きな課題は破壊された町やインフラの再建で、戦争ではなく再建であれば日本の出番も出てくるでしょう。
然し、兵器輸入が世界最大のサウディをはじめ、口では常にアラブ同胞などと言っている、富裕産油国がどの位支援をするかが注目されます。それによっては、それこそそれらの国の品格が問われることになりそうです。