先日インターポールが、ISの脅威は減殺しておらず、特にシリアやイラクで戦っていたものが欧州に帰ってくることは欧州諸国の治安にとって重大な脅威になり得ると警告していたことは先に報告しましたが、その様な国際的見方と関係があるのか、または地中海経由欧州向けの難民が経路がリビアから移ったためかどうか知りませんが、al qods al arabi net は、アルジェリア内務省移民局が、アルジェリアの南部からアルジェリアに入国した難民は、安全保障上の脅威とみなし、マリとかニジェールとかアルジェリアに入ってきた国に送還することを決めたと報じています。
これは同省の移民局長が発表したところの由にて、これまでアルジェリアはシリア、イエメン、パレスチナ等からの難民を人道的見地から取り扱てきたが、彼らの多くが難民を装って入国しようとする過激派であることが分かり、彼らの問題は人道問題ではなく治安問題と解されるので、彼らは元来た国に(強制的に返される)とした由。
これに対して、アルジェリア人権擁護連隊やそのほかの人権NGOがアルジェリアの措置(12月25,26日にはシリア人50名をニジェールに送還した由)を非難したが、内務省は彼らは事実関係を誇大化しており、またこれら難民を非合法に入国させることを手助けしていると反論している由。
また内務省は、これまでアルジェリアは最も人道的に難民問題を扱ってきたが、難民問題を無視してきたような国が今になってアルジェリアを非難するのは偽善であると反論している由
https://www.alquds.co.uk/%d8%a7%d9%84%d8%ac%d8%b2%d8%a7%d8%a6%d8%b1-%d8%aa%d9%82%d8%b1%d8%b1-%d8%aa%d8%b1%d8%ad%d9%8a%d9%84-%d9%83%d9%84-%d8%a7%d9%84%d9%85%d9%87%d8%a7%d8%ac%d8%b1%d9%8a%d9%86-%d8%a7%d9%84%d8%b9%d8%b1%d8%a8/
これまで、地中海の南側での難民問題は、主としてリビアで(リビアでは、無政府状態の中で、欧州諸国がリビア政府の難民取り締まりを支援するとかの他に、人間密輸業者の問題とか、難民を奴隷に売る連中の話とか、難民の主要経路としての問題が報じられてきている)、その他ではモロッコ経由での難民の話が報じられ、また一部のエジプト業者が密輸に携わっているとの報道もあったが、アルジェリアについては、難民関係の報道はあまり記憶にありません。
アルジェリアでは、近く現大統領が次期選挙出馬を近く決めるとか、大統領と側近対軍の一部との対立等の噂もあるようで、治安問題がクルーズアップされていることも関係があるのかもしれません
取りあえず