スーダンでは相変わらず大勢の群衆が大統領官邸・軍本部前の広場に集合しており、職能組合等抗議デモ組織者たちは、軍事評議会を拒否して、文民に権力を移譲することを要求しています。

どうやらこの週末が大きな転機になりそうです。

アラビア語メディアはいずれも、職能組合等抗議デモ組織者は、21日、軍事評議会に代わる文民主権評議会を発表するとしていると報じています。

それによると21日17:00ころに文民評議会メンバーが発表されるとのことです。

al sharqal awsat net によると、この文民評議会が主権事項を総括し、そのうちの少数からなる評議会が行政事項を担当し、暫定議会評議会が暫定期間の立法を担当するとのことです。
他方軍事評議会については、これまで、バシールを監獄に移したり、多数の軍人等を退役させ、また政府幹部の首のすげ替えをやってきていますが、それ以上何かドラスティックな改革に手を付けたという報道は見当たりません。

また、抗議の群衆との関係もいまのところ、激しい衝突はない模様で、一部の下級将校や兵士等は群衆と混じっているとの報道もあります。

状況としては緊張を増しながら平静を保っているという所でしょうか?

いずれにしても、明日、文民評議会とやらが発表された場合、軍がどう出るのか(これを解散させようとするのか、更には逮捕等に踏み切るのか、それとも共存というか協力していこうとするのか等)が、今後のスーダン情勢を占うカギとなりそうです。