トリポリ周辺での戦闘については昨日もお伝えしましたが、アラビア語メディアはその系統によって、支持する方の優勢を誇示する傾向があるところ、少なくとも、24〜26日にかけてトリポリ南部での戦闘が非常に激しくなっていることは事実のようです。
しかし、出てくる地名がいつまでたっても同じところ(要するに首都の南部)で、戦闘場所に変化が見られないところからも、基本的に戦闘は停滞し、首都を攻略するとの彼の思惑は現在のところ、失敗しつつある、ということではないかと思われます。
またhaftar将軍は仏語メディア等に国連特使に対する不満を述べ始めましたが、おそらくはトリポリでの状況が彼の思い通りに動いていないことにフラストを感じているのでしょう。

・al arabiya net とal qods al arabi net はいずれも、トリポリでは25日から26日未明にかけて、非常に激しい戦闘が重火器等も使って戦われていると報じている

・そのうちサウディ系のal arabiya net (サウディ系)は、25日からトリポリ南部の数方面で激しい戦闘が行われているが、特に重要なのはトリポリ空港の周辺で、統一政府側の激しい抵抗にも関わらず、haftar軍は油性に前進をしていると報じている

・これに対してal qods al arabi net (パレスチナ系)は現地特派員報告として、激しい戦闘が行われていて、空港周辺ではhaftar 軍が支配地域を拡大したが、統一政府軍がこれを奪還したとしている。
さらにこれらの戦闘で、haftar軍は14名の兵士を失い、また多数の車両を破壊されたほか、多数の車両を捕獲されたとも報じている。
haftar軍は空港地域での圧力を軽減するために、他の方面で攻勢を強めたが、撃退された由。
またhaftar空軍が何度も空爆をしているが、統一政府軍機も3回の空爆をした由

・他方haftar将軍は25日、仏le journal dedimanch紙とのインタビューで、国連特使は益々反対側に偏重した立場を示しているとして、彼はリビアの分裂を助長していて、その発言は無責任であると非難した。
(おそらく同将軍が怒ったのは、国連特使が何度か、戦闘停止と停戦と政治的解決の必要性を呼びかけたからではないかと思われる)
https://www.aljazeera.net/news/politics/2019/5/25/%D8%B7%D8%B1%D8%A7%D8%A8%D9%84%D8%B3-%D8%A7%D8%B4%D8%AA%D8%A8%D8%A7%D9%83%D8%A7%D8%AA-%D8%AE%D9%84%D9%8A%D9%81%D8%A9-%D8%AD%D9%81%D8%AA%D8%B1
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2019/05/26/حفتر-مبعوث-الأمم-المتحدة-الى-ليبيا-أصبح-وسيطا-منحازا.html
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2019/05/25/معارك-عنيفة-في-طرابلس-والجيش-يتقدم.html