中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

環境問題

サウディの代替エネルギー開発国家計画

441[1]トランプ政権は環境長官に、温暖化問題を否定し、石炭の使用増を主張するとんでもない男を起用しましたが、あのサウディでさえ!、代替エネルギーの大規模な開発に着手しました。
al jazeera net によると、サウディ・エネルギー省は国家再生エネルギー計画の第1次計画への投資家を求める発表をしました。
この国家計画は、300〜500億ドルの資金を予定し、その第1次ではジャウフ県での太陽光発電、トブーク県での風力発電等を計画している由。
世の中変わるもんですね!トランプ政権も早く学習すると良いのですが・・・・
http://www.aljazeera.net/news/ebusiness/2017/2/21/السعودية-تبدأ-المرحلة-الأولى-لعقود-الطاقة-المتجددة


ヨルダンの市場から救いだされたフクロウ

753743401002287492568no[1]ちょっと良い話を・・
y net news は、イスラエルの大学の研究チーム(フクロウやタカを使った害虫駆除の研究チーム)が飼っていたフクロウが、逃げ出してヨルダンで負傷してつかまり、市場で売られていたのを、ヨルダンの医師が見つけて、これを救うために購入し、手当てをしていたら、足につけられていたリングで、イスラエルのテルアビブ大学で飼われていたフクロウだったことが分かったと報じています。
医師はネットで大学に連絡し、大学のほうでは費用を負担して引き取りたいと申し出たが、医師は獣医師に見せたら、フクロウは完全に治癒していて、自然に放しても大丈夫とのことで、イスラエル大学の申し出を断り、自然に返してやったとのことです。
右の写真がそのフクロウです。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4911492,00.html

ルクソールでの給水停止

エジプトではナイルが命の源ですが、最近ではそのナイル川の水が汚染され、飲料水にも影響する事態が増えているようです。
エジプト南部のルクソール(王家の谷とかカルナック神殿等の観光し資源に恵まれたエジプト観光の目玉)では、ナイル川でルクソールの水の取り入れ口の上流で、油やオイル等の汚染が見つかり、そこからの水は飲料には不適ということで当局がルクソールの給水を全面的に停止する事件が起きました。
ルクソール水供給会社は28日、汚染源が見つかり、これに対処したので、当局の許可があり次第、給水を開始すると発表した由。
さらに同会社では、ナイル川では多くの船がビルジのオイルや廃燃料を川に投棄することが頻繁で、そのために給水停止も時々生じているとしている由。
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2016/01/29/مصر-قطع-المياه-عن-محافظة-الاقصر-بالكامل.html
ナイル川側での廃燃料やオイルの投棄を規制する法律等があるか否か知りませんが、 おそらくあっても厳しく実施されていないのではないかと勘ぐっています。
それにしても、エジプトにとって最重要な観光地で、頻繁にこのようなことが起きているとしたら、嘆かわしいというだけでは済まない問題ですね

膨大な地下水の発見(エジプト)

いつもいつも戦闘とか内戦などの暗いニュースばかりお伝えしていますので、たまには明るいニュースを・・・ al arabiya net はエジプトの水・灌漑大臣が、今後100年間の水需要を賄える巨大な地下水の存在を発見したと発表したと報じています。 その場所は、カイロの南のメニア県で、大臣によると、この地下貯蔵水は、エジプトからスーダン、チャド、エリトリアにまたがっていて、 150万フェッダーンの灌漑をするすべての井戸の需要を今後100年間まかなえる量だとのことです。 また大臣によれば、エジプトはすでに場所によっては1200mに達する試験井戸の発掘をして、膨大な量の水の存在を確認していると述べた由 http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2016/01/19/اكتشاف-خزان-جوفي-يكفي-احتياجات-مصر-للمياه-100-عام.html 人口が恒常的に増えているエジプトにとって十分な水の確保は緊急の課題で(特にナイル川の水量の配分を巡って、エチオピアが新しく建設したダムの水の排出量をめぐって、両国間協議は行き詰っていたと思う)、このニュースが事実ならば、エジプト政府にとっては大きな朗報だろうと思います。 しかし、これまで西砂漠の地下にも膨大な地下水があるとされたこともあり、本当にそうなのか、もう少し様子を見る必要もありそうです。 また仮に、事実としても、地下水を大量に汲み上げることことは、地下水量に不可逆的な打撃を与えたり、地盤沈下等多くの問題を惹起する可能性もあり、また地下水脈が4か国にまたがっているのであれば、その取り分をめぐって新たな国際摩擦の可能性もあるべく、もろ手を挙げて万歳というにはまだ早そうです。

イランの大気汚染(学校の閉鎖等)

中国、特に北京の大気汚染がひどいことは、すでに2回も最高の危険信号が出ていることで我が国ではよく知られていますが、中東では、昔からテヘランの大気汚染が有名でした。
そのテヘラン及び周辺の若干の町で、20日大気汚染のために学校が閉鎖されましたが、大気の状況が改善しないために21日も学校閉鎖となったとのことです。
また、このほかイスファハン、アラク等でも同様の措置が取られたとのことです。
また当局は老人、病人、児童等が外出を差し控えることを要請し、特に病人は家から出ないことを勧めたとのことです。
この大気の状況は24日まで続くことが予想されている由。
学校閉鎖、車の交通の減少にもかかわらず、汚染はさほど改善されていない由。
テヘランの大気汚染の原因の80%は自動車およびオートバイの排気ガスが原因の由(その点では80年代から変わりはないということのようです。特にテヘランの場合、冬季空気が乾燥し、汚染された空気が坂になっている街に沿って、下の方の人口密集地帯に集まり淀むのが下忍と聞いたことがあるが、その通りか否かは自信はない)
とりあえず
http://www.alarabiya.net/ar/iran/2015/12/21/استمرار-إقفال-المدارس-في-إيران-بسبب-التلوث-.html
しかし、中東でも一人テヘランに限らず、特にカイロなどの大気汚染もひどいのでしょうね!
livedoor プロフィール
最新コメント
記事検索
  • ライブドアブログ