中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

クウェイト

ヒズボッラーの逮捕(クウェイト)

al qods al arabi net とal arabiya net は、クウェイト内務省が多量の武器弾薬を押収し、3名のヒズボッラーの要員を逮捕したと報じています。
これらの武器弾薬はイラクから密輸され、国境に近い農場、家の地下に隠されていた由。
押収された武器弾薬は;
   19000の各種弾薬
   144kgのTNT爆薬
   65丁の銃器
   3のRPG
   204個の手榴弾
であった由。
逮捕された3名はいずれもクウェイト人(シーア派?)で、ヒズボッラーと関係が深いが、ISとの関係はない由。
現在捜査当局が各種治安関係者とともに捜査中の由
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2015/08/13/الكويت-ضبط-إرهابيين-وكميات-ذخيرة-ضخمة.html
http://www.alquds.co.uk/?p=387030
背景等は不明なるも、大量の武器弾薬の欧州とヒズボッラー(イランの関係か?)の逮捕ということで、取り敢えず

クウェイト政情

クウェイトでは1日に議会選挙が行われ、新しい選挙法が公正な選挙を妨げるものとして、イスラム主義者、民主運動家、有力部族等がボイコットしましたが、選挙後も選挙された議会は非合法であるとして、その解散を要求するデモが起きていました。
8日付のal qods al arabi net によると、同日議会の解散を求める数千人規模のデモが行われたが、警官との衝突や逮捕者は無かったとのことです。
なお、クウェイト首長は、先の首相jabir al mubarak al sabah に新内閣の組閣を命じたとのことです。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-12-08-20-47-10.htm

クウェイト内閣の総辞職

28日付のqods al arabi net 及びal jazeerah net の記事は、28日クウェイト首長(アミール)が首相及び全閣僚の辞任を受け入れたと報じています。
クウェイトでは以前から反対派が首相の辞職を求め、また議員の多くが政府に買収されているとして議会の解散及び早期総選挙を要求してきましたが(既にお伝えした通り、本月16日には多数の反対派の群衆が議会に乱入する事件が起きている)、首長は一貫してこれを拒否してきました。
それがここにきて総辞職を受け入れたのは、反政府の動きのために、多くの面で国政が停滞して動きが取れ無くなッているためかと思われますが、反対派は辞職を歓迎しながらも、議会の解散と早期選挙を要求しているとのことです。
なお、反対派は首相が公の資金から数百万ドルを海外の自分の私的資金に移したと非難してきたとのことです(勿論首相はこれを否定)が、al jazeerah の記事は「続く政治危機」と題して今後も、クウェイトの政治危機は継続するだろうと示唆しています。

http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-11-28-16-12-51.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/BA4039A8-BB21-4ECF-B18B-28C9DE8B3917.htm?GoogleStatID=1

クウェイトの民主化要求デモ

クウェイトでも、民主化(立憲王政の要求)要求デモが呼びかけられたというニュースは先にご報告しましたが、16日付のal jazeerah net は、16日数百人(その大部分が青年の由)のデモが行われたと報じています。
記事によるとデモ隊は、首相の辞任を要求すると叫んでデモを行ったとのことですが、そのほかの要求としては王朝のサバーハ家以外からの首相任命、議会解散、早期選挙、腐敗撲滅等を要求したとのことです。
なお、腐敗の点については、記事は検察長官が、クウェイト議会の議員で容疑のある最低50名のうち、9名について腐敗の容疑で調査を始めたと報じています。この問題についてクウェイト紙及び反対派によれば、3億5000万ドルが、投票を買うために不法に支出されたとのことです。
また、この16日のデモは、クウェイトで労働組合などの参加のない100%自主的な(要するに特定の政党や勢力に影響されない)初めてのデモだとのことです。
取り敢えず
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-09-16-17-29-15.htm

クウェイトの民主化要求(立憲君主制)

富裕国ウェイトもアラブの春の影響を免れ得ず、確か7月には民主化要求のデモなどがあったと思いますが、その後特段のニュースには接していませんでした。
このクウェイトに関して、11日付のal qods al arabi net の記事は、青年活動家達がネットに声明を発して、クウェイトの根本的な改革を求めて、この金曜日(16日デモを行うように呼びかけたとのことです)。
記事によると、要求としては立憲君主制を求めるとともに、首相を王家のサバーハ家から出さないこと、議会の解散と政府の総辞職と早期選挙の実施、クウェイトのすべての面における腐敗の根絶等を掲げているとのことです。
また声明は現在の議会が、政府がクウェイトの各種階層、人間を買収するために資金をばらまく隠れ蓑と化していると非難しているとのことです。
そして憲法の条項に基づき、サバーハ家は実際の政治には拘わらず、政治権力の基礎は国民であることを確認するように求めているとのことです。

記事の要点は以上ですが、16日この声明がどの程度の民衆を動員できるか、政府の対応は、などが注目されます。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-09-11-13-13-26.htm
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