中東の窓

長年、日本の外交官として中東に深く関与。中東から見た国際関係を日々発信するブログ。

モロッコ

アラブ・アフリカ首脳会議

朝方報告したアラブ・アフリカ首脳会議からの欠席者は、モロッコの他に、サウディ、UAE ,カタール、バハレンに加えて、オマーン、イエメン、ソマリアもこれに加わり、8か国となった由。
まあ、これ自体は象徴的な問題ですが、興味深いのはGCC諸国で、いつもはサウディと足並みをそろえるクウェイトが出席していて、いつもは割と別行動をとるオマンが欠席に決めたことです。
中々GCCだけでも一致した行動というのは難しそうです。クウェイトが出席した意図は不明です。
まあ、イエメンの欠席はサウディが欠席ならそうなるのでしょうね。
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2016/11/23/8-دول-عربية-تتضامن-مع-المغرب-وتنسحب-من-قمة-غينيا.html

アルジェリアの隣国との関係

アルジェリアの隣国との関係について断片的ながら2の話を

一つは、アルジェリア軍、治安部隊がリビアとの国境地域で、リビアからアルジェリアに浸透しようとしていた5台の4輪駆動車に乗ったイスラム過激派15名と戦闘になり、過激派複数を殺害したがアルジェリア側にも2名の負傷者が出たとのことです。
記事はこれらの過激派が具体的にドングループに属するかは判らないが、アルジェリアとリビアは武装勢力の浸透と武器密輸を阻止するために、この1月に共同のパトロール等の治安協力をすることに合意しているとのことです。
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2013/04/27/مواجهات-بين-الجيش-الجزائري-ومجموعة-مسلحة-ليبية-.html
もう一つの話はアルジェリアとモロッコの関係で、アルジェリアがモロッコとの国境を再開するために条件として
   敵対的宣伝の中止、
   麻薬密輸防止のための完全で即時かつ実効的な協力
   西サハラ問題についてアルジェリアには独自の立場があることの承認(西サハラについてモロッコが自国  の一部としてこれを併合したのに対して、アルジェリアは独立を求めるポリサリオを支持してきた)
の3条件をつけたとのことです。
(アルジェリアとモロッコは特に西サハラ問題を巡って長いこと対立してきましたが、最近では北アフリカのイスラム過激派対策が共通の急務となっていることもあり、マグレブ諸国の内相が集まって協力の緊密化を話し合ったりしてきましたが、どうもこの調子では少なくともアルジェリア―モロッコ関係の急速な改善は望めないような気がします)
http://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2013/04/27/صحيفة-3-شروط-جزائرية-لفتح-الحدود-مع-المغرب.html

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